NO.1177
バス転落事故 法規制検討会議に遺族も参加
![CropperCapture[1]](http://blog-imgs-95.fc2.com/k/o/t/kotsubus/20161101112225695.jpg)
今年1月、乗客乗員41人が死傷した長野県軽井沢町のスキーツアーバス転落事故の遺族らが、29日に集会を開き、仲介業者に対する法規制を検討する国の会議に遺族も参加することを決めた。
今回の転落事故では、旅行会社とバス会社を仲介する「ランドオペレーター」と呼ばれる業者が、バス会社に対し法律で定められた下限額を下回る運賃で発注していたことが明らかになったが、「ランドオペレーター」は旅行業法の規制対象外だったため、行政処分は科されず問題となっていた。29日、事故の遺族らは集会を開き、法規制を検討する国の有識者会議に遺族会の田原義則代表らが参加することを決めた。
遺族会・田原代表「今の法律の体制では事故につながる可能性があるという印象は持ちました。不安定なところ(バス会社)を選んでも(ランドオペレーターに)責任がこない可能性があるので安全を損なうことにつながる印象です」
有識者会議は来月2日と17日に行われる予定で、遺族会は「ランドオペレーター」に対する法規制を求めていく方針。
「成田シャトル」バス運行開始…両ターミナルからその先へ
![CropperCapture[2]](http://blog-imgs-95.fc2.com/k/o/t/kotsubus/20161101112227a32.jpg)
東京都品川区の大崎駅前~成田国際空港~千葉県芝山町をむすぶ高速バス路線、愛称「成田シャトル」が31日から運行を開始した。WILLER EXPRESS、京成バス、千葉交通の共同運行だ。同日午前に柴山町の、午後に大崎駅前のそれぞれターミナルで開業式が催された。
大崎駅西口バスターミナルでの開業式で京成バスの加藤浩一常務取締役は「路線バスは自治体がバックアップすると成功する、という経験則がある」と述べる。大崎駅西口バスターミナルの整備においては、品川区や明電舎の協力が重要だった。
また同じく開業式で芝山町の相川勝重町長は「43便という本数は予想を超えた。成田シャトルが都市と農村との架け橋となって、両者で交流したい」と期待を寄せる。さらに「成田空港の南北格差を解消したい。開港で空港北側が発展した。これから南部も発展させたい」とコメント。
みちのりHD、東野交通をグループ化 バス事業の広域連携狙う
![CropperCapture[3]](http://blog-imgs-95.fc2.com/k/o/t/kotsubus/20161101112228c60.jpg)
県内バス最大手の関東自動車(宇都宮市簗瀬4丁目、手塚基文(てづかもとふみ)社長)を傘下に置くみちのりホールディングス(HD、東京都千代田区)は31日、東武鉄道(東京都墨田区)が保有する東野交通(宇都宮市平出工業団地、佐川智明(さがわともあき)社長)の株式65%全てを譲り受ける契約を締結したと発表した。
譲受額は非公表。みちのりHDは茨城、福島両県の交通事業者がグループにあり、県央~県北を事業エリアとする東野を子会社化することで空白地域が埋まり、広域連携によるインバウンド(外国人誘客)需要の取り込みなどを図る考えだ。宇都宮市内などで一部事業エリアが重なるが、関東、東武両社のバス路線は当面、現行の形で維持する。
みちのりHDの松本順(まつもとじゅん)社長は同日、県庁で記者会見し「福島県まで広げたエリアで有機的・一体的運営をできる形になれば社会的意義がある」と説明した。東武鉄道の広報担当者は下野新聞社の取材に対し「一体的に運営してもらったほうが、栃木の公共交通体系を考えると最適」と答えた。
東野交通の佐川社長は株式譲受が終了する予定の12月1日に退任し、松本社長が会長、関東の手塚社長が社長に就く。従業員209人(準社員含む)の雇用や待遇は維持する。「那須ロープウェイ」をはじめ、東野の事業形態は変えない。
東野交通は1916年2月設立。前身は県北に路線を持っていた東野鉄道。旅客数の落ち込みで1968年、鉄道は全線廃止した。バス運行は28年に大田原~黒羽間で開始した。69年、東野交通に改称した。
「鉄道あれば利用」する県民は通勤、観光目的で7割/沖縄県調査
沖縄県が実施した県民アンケートによると、新たな鉄軌道が導入された場合、通勤と観光・レジャーで約7割が利用すると答えた。県外の観光客については約8割が利用すると回答している。
調査はインターネットアンケートで実施し、県民は8月2日に県内在住者に配信し2105票を回収。観光客は同1日に第1次配信し県外在住者から3万票を回収、3日には第1次調査結果を基に、過去2年間に沖縄旅行を経験した人から670票を回収した。
県民の回答は、通勤目的では「条件にかかわらず」利用するが13.0%、「条件が整えば」利用するが55.9%だった。通学では、それぞれ27.0%と48.3%。洋服や家電製品などの非日常買い物は12.4%と42.4%。観光・レジャーは15.6%と56.7%だった。モノレールを日常的に利用している人は、どの目的でも鉄軌道の利用意向が高かった。鉄軌道利用で通勤・通学で重要と考える条件には、(1)駅までの近さ、(2)運賃の安さなど利用のしやすさ、(3)バスや駐車場など自宅や目的地との移動のしやすさ、(4)駅周辺の商業施設などの立地・・・・を挙げた意見がそれぞれ8割を越えた。
交通手段で約3分の2がレンタカー利用が中心の観光客では、8割が鉄軌道利用の意向を示しており、中でも65歳以上の44.2%は条件にかかわらず利用すると答えた。観光客で鉄軌道を利用しない理由は、「レンタカーの方が自由に行きたい場所に行ける」とする回答が71.9%で、ほかに「荷物が多い場合に負担」が39.8%、「駅から観光地までの移動が負担」が32.4%となっている。
来年のえと「とり」柄のヒノキ製1日切符を発売/天竜浜名湖鉄道
天竜浜名湖鉄道(浜松市)は、2017年のえと「とり」のイラストを印刷した天竜産ヒノキ製の1日フリー切符「お年玉付き干支(えと)きっぷ」(使用期限:17年1月1日~12月31日)を発売した。
1枚1700円で2000枚限定の発売。各有人駅で販売し、電話による申し込みも可能。お年玉は、切符裏面の通し番号を抽せんし、17年2月1日に当選番号を発表する。景品は同鉄道駅舎内の飲食店で使える1000円券(40本)、戦国BASARA「直虎号」貯金箱(20本)、オリジナルミニタオル(40本)。
児童書『ねこの駅長たま』を県内の公立小学校に寄贈/和歌山電鐵
和歌山電鐵(和歌山市)は、全国読書週間(27日~11月9日)に合わせて、小嶋社長が執筆した児童書『ねこの駅長たま びんぼう電車をすくったねこ』(角川つばさ文庫)を県内の市町村立小学校247校(分校含む)に寄贈した。
7月15日に初版1万部を発売し、2日目には2000部を重版する人気となり、発売から3ヵ月余りの現在までに増刷4回、1万9000冊を販売している。今回、たま駅長就任8周年を記念して昨年1月に創設した「たま駅長基金」の特例第1回として、たま駅長を大好きだった子どもたちに書籍の寄贈を決めた。各校2冊ずつの計494冊が届けられる。
電車内での女性の化粧についてのマナー広告で物議醸す/東急電鉄
東急電鉄による電車内での化粧についてのマナー広告が、ツイッター上に数多くの意見が投稿され物議を醸している。「みっともない」というキャッチコピーが特に問題視されていて、単に「みっともない」という理由だけで、車内での化粧をすべてマナー違反と見ることについて、批判的な声が目立っている。
同社の広告シリーズ「わたしの東急線通学日記」は、大学進学で上京した女性を主人公としたドラマ仕立てで、電車内でマナー違反を見かけたり、自分自身も意図せぬところで周囲に迷惑をかけたりしながら、人間として成長していく姿を描いている。9月中旬から駅構内や電車内でポスター、動画が掲載されていて、現在は「整列乗車」「荷物」編など全4種を公開中だが、来年1月には新たに4バージョンが公開される予定という。
物議を醸しているのは「車内化粧」編で、「都会の女はみんなキレイだ。でも時々、みっともないんだ」というキャッチコピーが使われていて、「鉄道会社にキレイだとかみっともないとか言われる筋合いはない」といった指摘が相次いでいる。その一方で、鉄道会社の踏み込んだ広告に賛同する声や、男性同様に長時間労働をこなしている女性への同情や「みっともない」というなら電車内で寝るのもどうか、といった別視点からの指摘もあって難しい議論になっている模様。
熊本市の路面電車でものまね声のアナウンスを無償提供/コロッケ
熊本市は、市営路面電車の車内アナウンスの一部を、11月1日から来年3月末まで、同市出身のタレント・コロッケのものまね音声を使用する。熊本地震の被災地を元気づけようと、コロッケさんが音源を無償提供したという。
武田鉄矢や志村けん、森進一ら計6人のものまねで「武田でございます。えー次は熊本城・市役所前」「ウフフフ。どうも、志村ですよ」「森です。次は水前寺公園」と主要電停を案内する。
将来の経営陣含みでSL列車の利用促進担う人材募集/大井川鉄道
大井川鉄道(島田市)は、蒸気機関車(SL)の利用促進を狙い、経営企画や広報などを担う人材を大都市圏から募る。東京のNPO法人が開く、経営陣に参画しうる人材を大都市から地方企業に紹介する趣旨の人材紹介プログラムに参加する。年収は500万円以上で、将来は経営陣へ昇格させる方針。
同鉄道は、従来、人員削減の方針だったが、技能などを絞って積極的に採用する戦略に転換しており、11月1日に開設する東京都の営業拠点向けにも中国語ができる社員を新たに採用する。首都圏でも高校で新卒者の募集を始めた。
三菱ふそう、国内バス事業の機能拡充…生産と販売の連携強化
三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は、バス事業本部に国内バス販売機能および、富山市のバス製造子会社 三菱ふそうバス製造(MFBM)を11月1日付で配置すると発表した。
MFTBCの国内バス事業は、従来MFTBCが企画、開発、品質保証、コンポーネント供給、アフターサービスおよび販売を担当し、MFBMが仕様設計、生産、車体のアフターサービス等を担当していた。今回の事業変更は、国内バス事業において、富山を事業拠点とした生産と国内販売の連携強化が目的だ。
バス事業本部の下に、バス販売および生産を担うMFBMを配置し、生産と販売の連携を強化する。なお、MFTBCバス事業本部長は、MFBMの菅野秀一社長が兼務し、国内販売、生産に関する責務を担う。
横浜 バスとワゴン車が衝突 19人けが
![CropperCapture[4]](http://blog-imgs-95.fc2.com/k/o/t/kotsubus/20161101112229077.jpg)
29日午後、横浜市緑区で、市営バスとワゴン車が衝突する事故があり、ワゴン車を運転していた男性とバスの乗客など合わせて19人がけがをしました。
29日午後1時20分すぎ、横浜市緑区霧が丘の市道を走行していた市営バスの運転手から「ワゴン車と衝突して、乗客にけが人が出ている」と消防と警察に通報がありました。
警察によりますと、この事故で、ワゴン車を運転していた70代の男性が重傷を負ったほか、バスの乗客と運転手の男女合わせて18人が軽いけがをするなど、合わせて19人がけがをしたということです。
現場は見通しのよいほぼ直線の片側1車線の道路で、警察は事故当時の状況を詳しく調べています。
市バスがタクシーに追突し1人けが 名古屋
31日夕方、名古屋市中区で市バスがタクシーに追突する事故があり、タクシーの運転手が軽いけがをしました。
31日午後5時30分ごろ、名古屋市中区錦3丁目の交差点付近で、名古屋市営バス(栄発、中川車庫前行き)が、前で停車したタクシーに追突しました。この事故で、タクシーを運転していた男性(56)が軽いけがをしました。バスの乗客約15人にけがはありませんでした。名古屋市交通局によりますと、事故当時、バスは交差点を左折するため、歩道寄りの車線を減速しながら走っていたということで、運転士の男性(52)は「一瞬、信号に目をやった隙にぶつかってしまった」と話しているということです。
![CropperCapture[1]](http://blog-imgs-95.fc2.com/k/o/t/kotsubus/20161101112225695.jpg)
今年1月、乗客乗員41人が死傷した長野県軽井沢町のスキーツアーバス転落事故の遺族らが、29日に集会を開き、仲介業者に対する法規制を検討する国の会議に遺族も参加することを決めた。
今回の転落事故では、旅行会社とバス会社を仲介する「ランドオペレーター」と呼ばれる業者が、バス会社に対し法律で定められた下限額を下回る運賃で発注していたことが明らかになったが、「ランドオペレーター」は旅行業法の規制対象外だったため、行政処分は科されず問題となっていた。29日、事故の遺族らは集会を開き、法規制を検討する国の有識者会議に遺族会の田原義則代表らが参加することを決めた。
遺族会・田原代表「今の法律の体制では事故につながる可能性があるという印象は持ちました。不安定なところ(バス会社)を選んでも(ランドオペレーターに)責任がこない可能性があるので安全を損なうことにつながる印象です」
有識者会議は来月2日と17日に行われる予定で、遺族会は「ランドオペレーター」に対する法規制を求めていく方針。
「成田シャトル」バス運行開始…両ターミナルからその先へ
![CropperCapture[2]](http://blog-imgs-95.fc2.com/k/o/t/kotsubus/20161101112227a32.jpg)
東京都品川区の大崎駅前~成田国際空港~千葉県芝山町をむすぶ高速バス路線、愛称「成田シャトル」が31日から運行を開始した。WILLER EXPRESS、京成バス、千葉交通の共同運行だ。同日午前に柴山町の、午後に大崎駅前のそれぞれターミナルで開業式が催された。
大崎駅西口バスターミナルでの開業式で京成バスの加藤浩一常務取締役は「路線バスは自治体がバックアップすると成功する、という経験則がある」と述べる。大崎駅西口バスターミナルの整備においては、品川区や明電舎の協力が重要だった。
また同じく開業式で芝山町の相川勝重町長は「43便という本数は予想を超えた。成田シャトルが都市と農村との架け橋となって、両者で交流したい」と期待を寄せる。さらに「成田空港の南北格差を解消したい。開港で空港北側が発展した。これから南部も発展させたい」とコメント。
みちのりHD、東野交通をグループ化 バス事業の広域連携狙う
![CropperCapture[3]](http://blog-imgs-95.fc2.com/k/o/t/kotsubus/20161101112228c60.jpg)
県内バス最大手の関東自動車(宇都宮市簗瀬4丁目、手塚基文(てづかもとふみ)社長)を傘下に置くみちのりホールディングス(HD、東京都千代田区)は31日、東武鉄道(東京都墨田区)が保有する東野交通(宇都宮市平出工業団地、佐川智明(さがわともあき)社長)の株式65%全てを譲り受ける契約を締結したと発表した。
譲受額は非公表。みちのりHDは茨城、福島両県の交通事業者がグループにあり、県央~県北を事業エリアとする東野を子会社化することで空白地域が埋まり、広域連携によるインバウンド(外国人誘客)需要の取り込みなどを図る考えだ。宇都宮市内などで一部事業エリアが重なるが、関東、東武両社のバス路線は当面、現行の形で維持する。
みちのりHDの松本順(まつもとじゅん)社長は同日、県庁で記者会見し「福島県まで広げたエリアで有機的・一体的運営をできる形になれば社会的意義がある」と説明した。東武鉄道の広報担当者は下野新聞社の取材に対し「一体的に運営してもらったほうが、栃木の公共交通体系を考えると最適」と答えた。
東野交通の佐川社長は株式譲受が終了する予定の12月1日に退任し、松本社長が会長、関東の手塚社長が社長に就く。従業員209人(準社員含む)の雇用や待遇は維持する。「那須ロープウェイ」をはじめ、東野の事業形態は変えない。
東野交通は1916年2月設立。前身は県北に路線を持っていた東野鉄道。旅客数の落ち込みで1968年、鉄道は全線廃止した。バス運行は28年に大田原~黒羽間で開始した。69年、東野交通に改称した。
「鉄道あれば利用」する県民は通勤、観光目的で7割/沖縄県調査
沖縄県が実施した県民アンケートによると、新たな鉄軌道が導入された場合、通勤と観光・レジャーで約7割が利用すると答えた。県外の観光客については約8割が利用すると回答している。
調査はインターネットアンケートで実施し、県民は8月2日に県内在住者に配信し2105票を回収。観光客は同1日に第1次配信し県外在住者から3万票を回収、3日には第1次調査結果を基に、過去2年間に沖縄旅行を経験した人から670票を回収した。
県民の回答は、通勤目的では「条件にかかわらず」利用するが13.0%、「条件が整えば」利用するが55.9%だった。通学では、それぞれ27.0%と48.3%。洋服や家電製品などの非日常買い物は12.4%と42.4%。観光・レジャーは15.6%と56.7%だった。モノレールを日常的に利用している人は、どの目的でも鉄軌道の利用意向が高かった。鉄軌道利用で通勤・通学で重要と考える条件には、(1)駅までの近さ、(2)運賃の安さなど利用のしやすさ、(3)バスや駐車場など自宅や目的地との移動のしやすさ、(4)駅周辺の商業施設などの立地・・・・を挙げた意見がそれぞれ8割を越えた。
交通手段で約3分の2がレンタカー利用が中心の観光客では、8割が鉄軌道利用の意向を示しており、中でも65歳以上の44.2%は条件にかかわらず利用すると答えた。観光客で鉄軌道を利用しない理由は、「レンタカーの方が自由に行きたい場所に行ける」とする回答が71.9%で、ほかに「荷物が多い場合に負担」が39.8%、「駅から観光地までの移動が負担」が32.4%となっている。
来年のえと「とり」柄のヒノキ製1日切符を発売/天竜浜名湖鉄道
天竜浜名湖鉄道(浜松市)は、2017年のえと「とり」のイラストを印刷した天竜産ヒノキ製の1日フリー切符「お年玉付き干支(えと)きっぷ」(使用期限:17年1月1日~12月31日)を発売した。
1枚1700円で2000枚限定の発売。各有人駅で販売し、電話による申し込みも可能。お年玉は、切符裏面の通し番号を抽せんし、17年2月1日に当選番号を発表する。景品は同鉄道駅舎内の飲食店で使える1000円券(40本)、戦国BASARA「直虎号」貯金箱(20本)、オリジナルミニタオル(40本)。
児童書『ねこの駅長たま』を県内の公立小学校に寄贈/和歌山電鐵
和歌山電鐵(和歌山市)は、全国読書週間(27日~11月9日)に合わせて、小嶋社長が執筆した児童書『ねこの駅長たま びんぼう電車をすくったねこ』(角川つばさ文庫)を県内の市町村立小学校247校(分校含む)に寄贈した。
7月15日に初版1万部を発売し、2日目には2000部を重版する人気となり、発売から3ヵ月余りの現在までに増刷4回、1万9000冊を販売している。今回、たま駅長就任8周年を記念して昨年1月に創設した「たま駅長基金」の特例第1回として、たま駅長を大好きだった子どもたちに書籍の寄贈を決めた。各校2冊ずつの計494冊が届けられる。
電車内での女性の化粧についてのマナー広告で物議醸す/東急電鉄
東急電鉄による電車内での化粧についてのマナー広告が、ツイッター上に数多くの意見が投稿され物議を醸している。「みっともない」というキャッチコピーが特に問題視されていて、単に「みっともない」という理由だけで、車内での化粧をすべてマナー違反と見ることについて、批判的な声が目立っている。
同社の広告シリーズ「わたしの東急線通学日記」は、大学進学で上京した女性を主人公としたドラマ仕立てで、電車内でマナー違反を見かけたり、自分自身も意図せぬところで周囲に迷惑をかけたりしながら、人間として成長していく姿を描いている。9月中旬から駅構内や電車内でポスター、動画が掲載されていて、現在は「整列乗車」「荷物」編など全4種を公開中だが、来年1月には新たに4バージョンが公開される予定という。
物議を醸しているのは「車内化粧」編で、「都会の女はみんなキレイだ。でも時々、みっともないんだ」というキャッチコピーが使われていて、「鉄道会社にキレイだとかみっともないとか言われる筋合いはない」といった指摘が相次いでいる。その一方で、鉄道会社の踏み込んだ広告に賛同する声や、男性同様に長時間労働をこなしている女性への同情や「みっともない」というなら電車内で寝るのもどうか、といった別視点からの指摘もあって難しい議論になっている模様。
熊本市の路面電車でものまね声のアナウンスを無償提供/コロッケ
熊本市は、市営路面電車の車内アナウンスの一部を、11月1日から来年3月末まで、同市出身のタレント・コロッケのものまね音声を使用する。熊本地震の被災地を元気づけようと、コロッケさんが音源を無償提供したという。
武田鉄矢や志村けん、森進一ら計6人のものまねで「武田でございます。えー次は熊本城・市役所前」「ウフフフ。どうも、志村ですよ」「森です。次は水前寺公園」と主要電停を案内する。
将来の経営陣含みでSL列車の利用促進担う人材募集/大井川鉄道
大井川鉄道(島田市)は、蒸気機関車(SL)の利用促進を狙い、経営企画や広報などを担う人材を大都市圏から募る。東京のNPO法人が開く、経営陣に参画しうる人材を大都市から地方企業に紹介する趣旨の人材紹介プログラムに参加する。年収は500万円以上で、将来は経営陣へ昇格させる方針。
同鉄道は、従来、人員削減の方針だったが、技能などを絞って積極的に採用する戦略に転換しており、11月1日に開設する東京都の営業拠点向けにも中国語ができる社員を新たに採用する。首都圏でも高校で新卒者の募集を始めた。
三菱ふそう、国内バス事業の機能拡充…生産と販売の連携強化
三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は、バス事業本部に国内バス販売機能および、富山市のバス製造子会社 三菱ふそうバス製造(MFBM)を11月1日付で配置すると発表した。
MFTBCの国内バス事業は、従来MFTBCが企画、開発、品質保証、コンポーネント供給、アフターサービスおよび販売を担当し、MFBMが仕様設計、生産、車体のアフターサービス等を担当していた。今回の事業変更は、国内バス事業において、富山を事業拠点とした生産と国内販売の連携強化が目的だ。
バス事業本部の下に、バス販売および生産を担うMFBMを配置し、生産と販売の連携を強化する。なお、MFTBCバス事業本部長は、MFBMの菅野秀一社長が兼務し、国内販売、生産に関する責務を担う。
横浜 バスとワゴン車が衝突 19人けが
![CropperCapture[4]](http://blog-imgs-95.fc2.com/k/o/t/kotsubus/20161101112229077.jpg)
29日午後、横浜市緑区で、市営バスとワゴン車が衝突する事故があり、ワゴン車を運転していた男性とバスの乗客など合わせて19人がけがをしました。
29日午後1時20分すぎ、横浜市緑区霧が丘の市道を走行していた市営バスの運転手から「ワゴン車と衝突して、乗客にけが人が出ている」と消防と警察に通報がありました。
警察によりますと、この事故で、ワゴン車を運転していた70代の男性が重傷を負ったほか、バスの乗客と運転手の男女合わせて18人が軽いけがをするなど、合わせて19人がけがをしたということです。
現場は見通しのよいほぼ直線の片側1車線の道路で、警察は事故当時の状況を詳しく調べています。
市バスがタクシーに追突し1人けが 名古屋
31日夕方、名古屋市中区で市バスがタクシーに追突する事故があり、タクシーの運転手が軽いけがをしました。
31日午後5時30分ごろ、名古屋市中区錦3丁目の交差点付近で、名古屋市営バス(栄発、中川車庫前行き)が、前で停車したタクシーに追突しました。この事故で、タクシーを運転していた男性(56)が軽いけがをしました。バスの乗客約15人にけがはありませんでした。名古屋市交通局によりますと、事故当時、バスは交差点を左折するため、歩道寄りの車線を減速しながら走っていたということで、運転士の男性(52)は「一瞬、信号に目をやった隙にぶつかってしまった」と話しているということです。
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