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交通労連 軌道バス部会

全国のバス・鉄道に係る情報です
2016/07/04

NO.1141

JR越後線の巻駅でパークアンドライドの社会実験実施へ/新潟市






 新潟市は、8月から2018年3月末までの予定で、JR越後線の巻駅(西蒲区)でパークアンドライドの社会実験を始める。コインパーキング形式で24時間利用できる駐車スペースを30台分整備し、駅利用者には料金割引を適用して、通勤や通院、買い物などの交通手段を公共交通機関への乗り換えを促す。
 市内のJR駅では、既に亀田(江南区)と矢代田(秋葉区)の両駅で本格運用。越後赤塚駅(西区)でも社会実験を続けている。西蒲区は市中心部から遠く、市の調査で通勤や通院、買い物などのマイカー依存度が高い傾向が浮き彫りになっている。公共交通の利用も少ないため、一定程度のニーズがあると見込んで社会実験に踏み切る。
 巻駅前南側の市営駐輪場の半分、約850平方メートルを自動精算機を備えた30台分の駐車場に改修。料金は1時間100円、最大24時間で600円に設定し、JR東日本のIC乗車券Suica(スイカ)を使って巻駅で降りた利用者には最大料金から100円を割り引く予定。














夏の京都観光に「歩くまち・京都レールきっぷ」/京都市など5社局





 京都市とJR西日本など5社局は、京都市内の主な鉄道路線が乗り放題の「歩くまち・京都レールきっぷ」を発売する。京都市美術館や二条城など10施設で、入場料金の割引などの特典も受けられる。
 京都市営地下鉄と京福電鉄嵐山本線の全線、JR西日本琵琶湖線の山科-京都駅間、京都線の京都-桂川駅間、嵯峨野線の京都-亀岡駅間、奈良線の京都-宇治駅間、京阪電鉄の出町柳-淀駅間、中書島-宇治駅間、御陵-浜大津駅間、阪急電鉄の河原町-洛西口駅間、桂-嵐山駅間が乗り降り自由。JR線は普通・快速・新快速列車の普通車自由席に限る。
 1日版(1300円)と2日版(2000円)の2種類があり、発売期間は1日版は7~9月の3ヵ月間で、利用日の当日まで購入可能(JRのみ利用日の1ヵ月前から発売)。2日版は6月30日から9月29日まで発売し、有効期間はいずれも7~9月の3ヵ月間となっている。














ビール列車・レンタル列車などの効果で3期連続黒字/松浦鉄道






 第三セクター・松浦鉄道(佐世保市)の2015年度の当期純利益は601万円(前期比442万円増)で、3期連続の黒字となった。同社は今年4月15日から平均10%の運賃値上げに踏み切っていて、改定による増収分は老朽化に伴う施設整備などに充てたい考え。
 沿線の人口減や高校生の減少などで厳しい経営環境が続く中、営業収入は前期並みの7億3361万円を上げた。旅客運輸収入は6億3656万円(同0.9%増)で、年間輸送人員は290万8千人(同4万4千人増)となった。ビール列車やレンタル列車の集客効果などもあり、定期以外の旅客が109万3千人(同2万人増)と目立った。一方、営業費用は原油価格の下落に伴う軽油代の減少などで8億3335万円(同5.9%減)だった。施設整備に対する国や沿線自治体からの補助金など2億3137万円を特別利益に計上している。














15年度利用客は弘南線が微増、大鰐線は減少傾向縮小/弘南鉄道






 弘南鉄道(平川市)の2015年度決算は、大鰐線の減収や土地貸付料の落ち込みにより、経常損益は1318万1437円の赤字となった。
 大鰐線の輸送人員は46万8276人(前年度比2.2%減)と減少傾向が続くが、減少率は14年度(9.0%減)や13年度(8.6%減)より緩やかになった。14年度は減少に転じた弘南線は人員が回復し、132万8693人(同0.3%増)になり、両線合わせて6765人の減少(同0.4%減)となった。














トーマス号などの人気で売上伸び2年連続で黒字決算/大井川鉄道






 大井川鉄道(島田市)の2015度売上高は、「きかんしゃトーマス号」などの人気があり11億6482万円(前年度比5.5%増)となった。金融機関による有利子負債の免除もあり、最終損益は24億9000万円で、2期連続の黒字となる見通し。
 15年度の本線(金谷-千頭間)の利用者数は約56万8000人(前年比0.4%減)だったが、井川線(千頭-井川間)は約9万3000人(同3.4%増)になった。
 同鉄道は、12年の関越自動車道事故に伴う高速バスの規制などで乗客が減少。14年度は200万円の黒字だったが、約35億円の有利子負債が経営の足かせとなり、自主再建を断念。地域経済活性化支援機構(東京都)の下、金融機関に債務免除を求めるなどして再建を進めてきた。同機構は4月27日付で、再生支援が完了したと発表している。














電車部門が黒字で15年度純利益も単年度黒字に/とさでん交通






 とさでん交通(高知市)の2015年度決算は、純利益が1億3200万円と単年度黒字になった。婚活電車の運行といった取り組みや観光客の増加で電車部門が好調だったことに加え、燃油安という特殊要因があり、最終利益を押し上げた。事業再生計画では、旅行業の「とさでんトラベル」との合算で2017年度からの単年度黒字を目指しているが、とさでん交通の15年度決算が黒字だったことで、3年目からの単年度黒字という目標を前倒しで達成する見通しが出てきた。
 事業別では、電車部門が3613万円の黒字、バス部門が1億5500万円の赤字、航空関連は8822万円の黒字で、広告などその他の事業を含めた全体の営業損益は1億1100万円の赤字となり、経常損益は9457万円の赤字だった。特別利益は路線バスの補助金4億2400万円など、特別損失は事業再生関連費用1億3600万円など。














東葉高速鉄道 最高益18億…3月期決算






 県や船橋市などが出資する東葉高速鉄道(八千代市)は、2016年3月期の決算を発表した。沿線開発に伴って輸送人員が増加し、低金利で支払利息が減少したため、税引き後利益は前年同期比で5億6000万円増え、これまでで最高の18億2200万円となった。
 同社によると、沿線の船橋市や八千代市でのマンション開発に伴う人口増加で、15年度の年間輸送人員は、1996年の開業以来最多となる5282万7000人を記録。営業収益も最高の156億5800万円となった。さらに、長期債務の利息の支払いが利率低下などで減少し、税引き後利益も最高を更新した。
 しかし、長期債務残高は2722億2200万円に上っており、同社は引き続き、増収対策や繰り上げ償還などによる財務体質の改善を図っていく方針。
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幾度となく重大事故が繰り返される。その都度、安全規制が強化されるが問題は、守れない事業者にいかに守らせ、守れなければ排除すること。誤った規制緩和を是正し、利用しやすい公共交通の確立をめざし、行政に対して政策を訴え続けます。掲げた政策の実現のため日々、努力あるのみです。


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