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交通労連 軌道バス部会

全国のバス・鉄道に係る情報です
2010/12/03

2010.12.03 NO.309

会津乗合自動車 自主再建を断念 路線縮小の懸念も

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 会津乗合自動車(福島県会津若松市)が企業再生支援機構(東京)の支援を受けることが2日、決まった。福島県内では2008年、福島交通(福島市)が会社更生法適用を申請し、その後、経営共創基盤(東京)の傘下に入った。地方バス会社の厳しい環境があらためて浮き彫りになった。
 会津乗合自動車は会津地方で約100の定期バス路線を持つ。地域の貴重な交通手段で、大幅に路線が削減されれば、住民生活に影響する。
 企業再生支援機構の河本茂行常務は2日の記者会見で「地元の銀行とも協力しながら、地域一体型で再生を進める」と話しながらも、「不採算路線の整理は今後、検討する」と説明した。
 具体的な不採算路線は挙げなかったが、これからさらに路線が縮小される可能性もある。会津若松商工会議所の宮森泰弘会頭は「会津乗合自動車は貴重な交通インフラを担っており、何とか現在のバス路線を守ってほしい」と話す。
 利用者が減るバス路線では、地元自治体が委託する「デマンド型乗り合いタクシー」へ移行するケースも多い。機構側は「乗り合いタクシーへの移行は選択肢」と、検討課題であることを示した。
 会津乗合自動車は全国の地方バス会社と同様、採算が合わない路線を補助金頼みで運行してきたのが実態だ。09年度は県と国などから計3億円の補助を受けた。
 木村正晴社長は会見で「地域の路線を残すには、この方法しかなかった」と支援を受けることになった経緯を話した。





新幹線駅のバス存続 大牟田市の3路線問題

西鉄バス路線廃止計画について議論し、2路線の存続を決めた大牟田市バス交通対策協議会 「上官線」は廃止と結論 大牟田市内の西鉄バス3路線廃止計画をめぐり、市バス交通対策協議会は2日、第4回会合を開き、来春開業する九州新幹線新大牟田駅近くを通る吉野線など2路線を、市の補助金で存続させることを決めた。市は既に公的支援による路線バス存続の方針を示しており、対策協から報告を受けた古賀道雄市長が補助金支出を最終決定する。
 廃止対象区間は、同駅近くを通る「吉野(大牟田営業所-南関)」と、「米の山・黒崎団地(同-黒崎団地)」「上官(同-ゆめタウン)」の3路線内にある4区間で計21・13キロ。
 対策協はこの日、前回会合で示した補助金支出要件((1)収支率が55%以上(2)平均乗車密度=起点から終点まで常時乗車している人数=が2・5人以上)に基づいて、補助金支出の可否を検討。09年度の収支率と平均乗車密度が、吉野線は85・6%、4・3人▽米の山・黒崎団地線は70・3%、2・9人▽上官線は53・4%、1・9人-であることから、要件を満たす吉野、米の山・黒崎の2路線への補助金支出を決めた。要件を満たしていない上官線は「廃止やむなし」と結論づけた。
 この結果を受け西鉄は、廃止申し入れを行った「県バス対策協議会ブロック別地区協議会」の意見を聞いた上で、九州運輸局に吉野、米の山・黒崎の2路線の廃止撤回を申し入れる方針を明らかにした。
 吉野線沿いに住む男性(75)は「新幹線駅ができるのにバスがない状況は避けられてよかった」と安心した様子。米の山・黒崎線沿いの古賀亮典・黒崎団地公民館長(71)は「とりあえず団地に住む高齢者の足が確保されてほっとした。しかし、利用が低迷したままだとまた廃止される可能性もあり、『地域の足』をどう確保するか議論してほしい」と注文した。
 廃止される上官線沿いの男性(79)は「周辺には病院やショッピングセンターもあり、買い物には困らない」と話した





電気自動車の充電器、県庁前に設置 県内初、6日から供用開始

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 県庁の正面玄関の西側に電気自動車用の急速充電器が設置され、6日に供用がスタートする=県庁  二酸化炭素(CO2)の排出削減へ、電気自動車の普及を目的にした県内初の電気自動車用の急速充電器が山形市の県庁正面玄関近くに設置された。6日に供用をスタートさせる。
 急速充電器は、山形日産自動車による「やまがた社会貢献基金」への寄付を資金に、NPO法人環境ネットやまがた(山形市)が装置を設置し、運営も手掛けていく。一般電源での充電では約8時間を要するところ、急速充電器では30分間で約80%までの充電が可能という。利用は1回300円、無休で24時間使える。電気自動車については、日産自動車が今月中に新型車「リーフ」を発売予定。山形日産自動車によると、先行予約で本県に割り当てられた本年度分の枠約20台は申し込みで埋まっており、今後も普及が期待できるという。
 6日午後に現地で関係者によるオープン式典が催され、その後、一般利用が可能となる。





東北新幹線あす全線開業

 東北新幹線が4日、全線開業する。高速交通網が八戸からさらに北へと延び、七戸十和田を経て新青森までが東京と1本のレールで結ばれる。1972年の基本計画決定から38年。東日本の鉄路の大動脈が完成し、青森県内は新幹線3駅体制の新時代に突入する。
 東北新幹線の延伸は八戸が開業した2002年から8年ぶり。JR東日本として最後の開業となる。
 東京―新青森間は「はやて」が1日17往復(仙台、盛岡発着を含む)走行する。八戸、新青森には全便が停車し、七戸十和田には12往復が停車する。ただ、開業日以降、期間を定めずに上り臨時列車1本が増発されており、これは八戸、七戸十和田とも停車しない。
 東京―新青森間の最速列車は3時間20分。従来より39分短縮され、沿線主要都市とのアクセスは格段に向上する。
 来年3月5日には、新型車両のE5系「はやぶさ」も導入され、さらなるスピードアップも実現する。
 すべての新幹線に在来線が接続するほか、バスやタクシーなど二次交通網も、新幹線の新ダイヤに合わせて着々と整備が進められており、4日から本格的に始動する。
 飛行機やフェリー、高速道路といった交通インフラに新幹線と二次交通が絡み合い、高速交通網の再編は一気に加速する。
 4日は、新青森、七戸十和田、八戸の県内3駅に、盛岡、仙台、東京も加えた計6駅で「一番列車」の出発式を開催。三村申吾知事や馬淵澄夫国土交通大臣、清野智JR東日本社長ら関係者がテープカット、新たな歴史の幕開けを祝う。
 一番列車は、上り「はやて12号」が新青森を午前6時31分に、下り「はやて11号」は東京を午前6時28分に出発する。。



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