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交通労連 軌道バス部会

全国のバス・鉄道に係る情報です
2015/04/07

NO.1017

過労死防止へ数値目標 厚労省、労働時間や休暇取得率






 厚生労働省は6日、過労死や過労自殺を防ぐために国が取るべき対策をまとめた大綱の骨子案を公表した。労働時間の削減や休暇取得率について数値目標を定めたほか、過労死の発生要因を探るために長期的な追跡調査を進めることなどを盛り込んだ。
 昨年11月に過労死等防止対策推進法が施行されたのを受け、6日に開かれた過労死遺族や労働者・使用者代表らで構成される「過労死等防止対策推進協議会」に示した。国は夏ごろをメドに大綱をまとめる予定。
 骨子案は、過労死防止は喫緊の課題として、「将来的に過労死をゼロにすることを目指す」と明記。(1)2020年までに週当たり労働時間60時間以上の労働者割合を5%以下にする(2)20年までに年次有給休暇取得率を70%以上にする(3)17年までにメンタルヘルス対策に取り組む事業者割合を80%以上にする――との数値目標を掲げた。
 過労死の発生要因は明らかでない部分が少なくないとして、民間企業で働く人に加えて公務員や自営業者も対象にした調査が必要と指摘。労働者の勤務状況と、その後の病気や過労死の関係について、長期的な追跡調査を行うとした。
 同時に過労死の原因とも指摘されている職場のパワーハラスメントの予防・解決に向けた企業への支援を実施。身体面や精神面の不調についてメールや電話での相談窓口を設置するなど、相談体制の整備にも取り組むとした。
 出席した委員からは「数値目標は法律が成立する前から国が出していた数字だ。法律が施行されて何を強化するのかが見えない」「学校で労働時間や有給休暇など、基本的な労働ルールを教えることが重要だ」などの意見が出た。
 厚労省によると、2013年度に脳・心臓疾患による死亡で労災認定されたのは133人で、精神障害による自殺(未遂を含む)では63人。申請していないケースもあるとみられ、氷山の一角との指摘もある。
 過労死防止法は、過労死対策を取ることが「国の責務」と明記。国は具体的な対策をまとめた大綱の作成を義務付けられており、同協議会の意見を聞く必要がある。














JR北海道、またストップ 電線器具破損で一時停電






 5日午後5時45分ごろ、北海道木古内町のJR江差線札苅―木古内間で、電線に設置された絶縁用器具の破損により停電が発生し、江差線と青函トンネルを含む海峡線で電車の運転がストップした。JR北海道は約3時間後、復旧作業を終えて運転を再開した。
 JR北海道によると、器具の破損で電線が垂れ下がり、電車に電気を供給する架線と接触して停電が起きた。停電により、函館発新青森行き特急スーパー白鳥38号が木古内駅で緊急停車。他に特急3本がトンネル両側の駅や信号場で出発できなくなった。
 この影響で特急2本を含む列車4本が運休。スーパー白鳥38号が4時間15分遅れるなど、列車計6本に遅れが出た。
 JR北海道では、3日に特急スーパー白鳥34号から煙が出て青函トンネル内で緊急停車、乗客乗員約130人が車外に出て避難したばかり。同社はモーターの回転数制御装置の異常で過電流が発生した疑いがあるとみて、原因を調べている。














運転操作やレールに問題なし…2倍超の過電流か






 北海道と本州を結ぶ青函トンネル(約54キロ・メートル)で3日夕、走行中の函館発新青森行き特急「スーパー白鳥34号」(6両編成)の車両で起きた発煙トラブルで、モーターに電気を送る配線に通常の2倍を超える電流が通っていた可能性があることが、JR北海道への取材でわかった。同社によると、煙は特急の5号車床下にあるモーターに電気を送る配線3本のゴムの被膜が焦げて発生していた。配線は通常の2倍の電流まで耐えられる設計になっていたが、これを超える電気が流れたため、配線が高温になった可能性があるという。ただ、実際にどれほど過大な電流が通っていたかは、明らかになっていない。配線に過剰な電気が流れた原因については、JR北海道は、モーターの回転速度に合わせて電圧などを制御する装置に何らかの異常が起きた可能性が高いとみている。現段階では、運転士の運転操作やレールなどに問題は見つかっていないという。














関越道バス事故遺族、警察官に 「被害者支え恩返し」







 関越自動車道高速ツアーバス事故で母を亡くした山瀬俊貴さん(22)が、群馬県警の警察官になった。警察や地域から親身な遺族支援を受けたことがきっかけだった。「被害者を支えることで、恩返しをしたい」。6日午前、県警警察学校の入校式に臨んだ。
 事故は2012年4月29日未明に群馬県藤岡市で発生。母の直美さん(当時44)ら乗客7人が亡くなった。山瀬さんは当時、石川県能登町の実家を離れ、岐阜県で大学生活を送っていた。「暮らしはどう?」と、いつも気遣ってくれた母を突然失い「頭が真っ白になった」と振り返る。
 事故当日から群馬県警の警察官は山瀬さんら遺族に寄り添った。宿泊先を手配し、事故現場に花を手向け、ともに手を合わせた。「何も知らない土地で過ごす遺族らを支える姿に心を打たれた」。県警はその後も、事故を起こしたバス運転手の裁判に参加する遺族の送迎や付き添いを続けた。
 山瀬さんは「母が最期にいた場所で、警察官として事件事故の被害者を支援したい」と群馬県警の採用試験を受験。昨年8月に合格した。大学卒業後の今年3月、実家近くにある直美さんの墓前を訪れた。「不安もあるけど、新しい仲間をつくっていくから見守って」と伝えた。
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幾度となく重大事故が繰り返される。その都度、安全規制が強化されるが問題は、守れない事業者にいかに守らせ、守れなければ排除すること。誤った規制緩和を是正し、利用しやすい公共交通の確立をめざし、行政に対して政策を訴え続けます。掲げた政策の実現のため日々、努力あるのみです。


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