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交通労連 軌道バス部会

全国のバス・鉄道に係る情報です
2014/11/06

NO.971

バス・トラック事故防止へ分析システム 国交省が開発へ





 バスやトラック、タクシーなど自動車運送事業者の事故を未然に防ぐため、国土交通省は新たな事故分析システムを開発する。事業者への監査結果や事故情報をまとめたデータベースを構築。事故を起こす可能性が高い事業者をリストアップするなどして効率的な監査や改善指導に役立てる。2015年度中の運用開始を目指す。
 国交省によると、監査対象となる運送事業者は全国で12万社を超える。他方、監査員は約350人にとどまり、人員不足が課題となっている。監査は網羅的でない上、事故を未然に防ぐ目的での指導や教育は十分にできていなかった。
 新システムでは、これまで別々に管理していた過去の監査結果や行政処分歴と、事故情報を1つのデータベースに集約。これらの相関関係などを分析することで、重大事故を起こす可能性が高い悪質な事業者をリストアップしたり、規模や事業内容別に起こしやすい事故の要因を探ったりすることができるという。
 優先的に監査すべき事業者の選定についても、現在は違反実態などを基に監査員の経験や勘に頼る部分が大きいが、客観的なデータで補うことで効率化が図れる。得られた分析結果は事業者側にも提供し、再発防止などに役立ててもらう。
 システム開発費などとして15年度予算の概算要求に1億1500万円を計上。データベースへの車検登録情報の追加や、保険会社などが持つ事故情報との相互活用も今後検討する。自動車局幹部は「人員が限られる中で、監査の効率化を進めたい」と話す。
 国交省は12年のツアーバス事故などをきっかけに、運送事業者への規制強化や再発防止の徹底に取り組んでいる。名義貸しなど悪質な法令違反を犯した事業者を即座に事業停止にする措置を導入したほか、バス事業者に対しては抜き打ちの街頭監査を始めた。
 今年6月には重大事故を調査する「事業用自動車事故調査委員会」(自動車事故調)が発足。警察庁と同省の外郭団体「交通事故総合分析センター」(東京都千代田区)が事故の原因究明にあたり、再発防止策を提言する。















気づかず15日間…免許証失効状態でバス運転






 JR九州バスは4日、鹿児島支店に所属するバスの男性運転手(45)が、業務に必要な大型2種の運転免許証の失効に気づかないまま15日間、バスを運転していたと発表した。
 今後、処分を検討する。
 発表によると、運転手は免許証の有効期限が10月13日までだったのに、10月15日~11月2日のうち勤務した15日間の計約70時間、北薩線の一般乗合バスや鹿児島―福岡間の高速バス8便などを運転した。
 2日に支店従業員が気づき、発覚。所属する運転手の免許証の有効期限を一覧にまとめているが、確認が不十分だったという。
 同社は今後、乗務前の免許証確認の際、有効期間も必ず確認するなどして再発防止を図るとしている。















車掌が居眠り、駅に着いても列車ドア開かず





 
 JR北海道は2日、JR千歳線の千歳発小樽行きの普通列車(3両編成)で1日、男性車掌(35)が乗務中に居眠りをしたため、上野幌駅に停車した際にドアが開かないトラブルがあった、と発表した。
 発表によると、1日午後8時20分頃、列車が上野幌駅に到着してもドアが開かないため、運転士がブザーを鳴らして車掌に連絡した。車掌は最後尾の運転室で居眠りをし、ブザーに気づいてドアを開けたという。乗客は約20人で、同駅の発車が約1分遅れた。
 車掌は車掌歴が16年4か月。「(なぜ眠ったか)わからない」と話しているという。
 同社では、2011年6月にも快速列車の運転士(当時26歳)と、特急列車の車掌(当時29歳)が乗務中に居眠りをした。同社は「指導を徹底する」としている。















JR特急、風速30mでも通常運行…指示出さず






 北海道稚内市のJR宗谷線で3日朝、稚内発札幌行きの特急「スーパー宗谷2号」(4両編成、乗客36人)が、社内規定で運行中止の基準となる風速30メートルの強風が吹いていたにもかかわらず、通常運行をしていたことが分かった。
 JR北海道は、事故につながる恐れがある「インシデント」に当たる可能性があるとして、国土交通省北海道運輸局に報告した。
 同社によると、3日午前7時15分頃、特急が抜海―勇知間を走行していたところ、抜海駅の風速計が風速30メートルを観測した。同区間を管轄する指令センターで、警報を示す表示が出たが警報音が鳴らなかったため、指令員が気づかず、特急に運行中止の指示を出さなかった。
 他の指令センターの指摘で警報に気づいたが、特急は規制区間をほぼ通過していたため、そのまま通常運行させた。幌延発稚内行き普通列車(1両編成、乗客1人)は規制区間を走行中だったため停車させた。警報装置のスピーカーに不具合があったという。
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幾度となく重大事故が繰り返される。その都度、安全規制が強化されるが問題は、守れない事業者にいかに守らせ、守れなければ排除すること。誤った規制緩和を是正し、利用しやすい公共交通の確立をめざし、行政に対して政策を訴え続けます。掲げた政策の実現のため日々、努力あるのみです。


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