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交通労連 軌道バス部会

全国のバス・鉄道に係る情報です
2013/08/26

NO.761

バス運転手、飲酒検知に細工…ストローに穴






 西鉄観光バス(本社・福岡市博多区)は25日、北九州支社所属の貸し切りバスの男性運転手(49)が、乗務前の飲酒検知で息を吹き込む検知器のストローに細工をして結果をごまかしていたと発表した。
 アルコール分が体内に残った状態で熊本県菊池市から北九州市まで約170キロを乗客35人を乗せて運転した疑いがあり、同社で調査を進めている。
 同社によると、運転手は23日、同僚男性(56)と2台で北九州市から観光客計70人を乗せ、菊池市で1泊。24日午前7時頃の乗務前の検査で、呼気1リットル中0・109ミリ・グラムのアルコール分が検出されたため、再検査で穴を開けたストローにチューブ(約1メートル)を差し込み、酒を飲んでいない同僚に息を吹き込ませた。
 同社では2008年から乗務前の飲酒検知をしており、アルコール分が2回検知されれば乗務禁止となる。支社の管理者が24日、車内のドライブレコーダーを確認したところ、バスの前で不審な動きをしている2人が録画されており、不正が発覚した。














路線バスがJR線路内に…ハンドル操作誤る?






 24日午後3時頃、広島市安佐南区八木のJR可部線(単線)の線路内で、広島交通(広島市西区)の広島バスセンター発勝木行きの路線バスが乗り上げているのを、広島発可部行き普通電車(2両)の運転士が発見し、バスの数十メートル手前で電車を急停止させた。
 バスには4人、電車には約40人の客が乗っていたが、けが人はなかった。
 安佐南署や広島交通によると、バスは線路沿いの県道を走行中、中央線を越え、ガードレールを破って線路内に乗り上げた。運転手(64)は「ハンドル操作を誤った」と話しているという。
 JR西日本広島支社は梅林―可部駅間で約4時間半にわたり運転を取りやめ、線路の補修作業を実施。同線の上下23本が運休、約4100人に影響が出た。














車内に1つだけハート形のつり革を設置して好評/伊豆箱根鉄道






 伊豆箱根鉄道の駿豆(すんず)線を走る電車には、つり革に一つだけハート形があり、沿線の女子高生らの間で評判になっている。ハートのつり革を見つけると恋が実る-といった噂が広がり、首都圏でも西武鉄道や京王電鉄に広がっている。
 同鉄道では、広告費をかけない誘客策として2010年12月から始めたとしていて、駿豆線には電車十編成に計2064個のつり革があるが、ハート形は一つ。整備担当者がその日の気分で付け替え、どの電車のどの車両にあるかは社員にも分からないという。口コミでの広がりを期待して積極的な広報はしなかったのだそうだ。同鉄道と同時に富士急行でも始め、その後、京王電鉄と西武鉄道のほか、松本電鉄、近江鉄道、叡山電鉄にも広がった。













観光客誘致などを目指し、県に車両導入等の支援要望/のと鉄道






 のと鉄道(石川県穴水町)は、石川県に対し北陸新幹線金沢開業を見据えた新車両の導入や、中長期的な経営安定化に向けた追加支援を要望した。同県は前向きに対応する構えで、早ければ9月補正予算案に関連経費を盛り込む考え。
 同鉄道は国鉄線を引き継ぎ、1987年に第3セクターとして設立されたが、利用客減少で01年に七尾線の穴水-輪島間(20.4km)、05年には能登線(穴水-蛸島間61km)の営業を廃止。現在は七尾線の七尾-穴水間(33.1km)で1日に上下計34本を運行している。同鉄道には県が33.6%(1億5100万円)、能登、珠洲、穴水、七尾、輪島の5市町が計13.9%(6250万円)を出資。鉄道施設に関する費用を県、運営費などを市町が支援し、12年度(決算)と13年度(予算)は計約1億8000万円(うち県が約1億1000万円)を補助している。12年度決算での累積赤字は約1億2000万円。
 地元利用者の減少を補うため、同鉄道は大手旅行会社に積極的に営業活動を行い、10年度は9407人だった団体旅行客を12年度には3万5654人まで増やした。これを15年度には6万人にまで増やす目標だが、このためには現行の7両では足らず、あと2両ぐらいは必要として、新車両導入への支援を要望。さらに、年度ごとの特殊要因を除くと年間7000万円程度の赤字が見込まれることから、車両の修繕・更新費用などの支援も求めた。













IC乗車券機能付きのカードを9月に発行/FFG傘下の3銀行






 ふくおかフィナンシャルグループ(FFG、福岡市)3行が9月から、クレジット機能のあるキャッシュカード「アレコレカード」に、JR九州(福岡市)のIC乗車券機能をプラスした「アレコレSUGOCA(スゴカ)」を発行することになった。年会費は1312円(初年度は無料)。アレコレカードの会員数は7月末現在、FFG傘下の福岡銀行(福岡市)、親和銀行(佐世保市)、熊本銀行(熊本市)の3行で約53万人という。
 この1枚で、1)ATMでの現金の引出し・預入れ、2)JR九州など全国148事業者の電車やバスの運賃支払い、3)クレジット(VISA)や電子マネーでの買い物、などができる。SUGOCAの残高が一定額を下回ると設定額を自動的に入金するオートチャージ機能も備えている。
 熊本県内では昨年12月、JR九州がIC乗車券SUGOCAを県内主要駅に導入し、熊本市電や県内バス・鉄道会社もSUGOCAなど全国の主なIC乗車券で乗車できるシステムを2014年度以降に導入することから、熊本銀行は先行して顧客の利便性を高めて利用者増につなげたい考え。













新幹線運転中に8人が携帯使用 JR東海の運転士






 JR東海は24日までに、東海道新幹線の運転士が運転中、業務用携帯電話で私用の通話やメールのやり取りをしていたと発表した。見習運転士を指導中の運転士による携帯使用が10日に発覚。その後、新幹線の全運転士(736人)を対象に調査したところ、計8人が私用で携帯を使っていたことが判明した。
 同社は新幹線には自動列車制御装置(ATC)がついているため安全性に直結するものではないとしている。ただ内規は私用で業務携帯を使うことを禁じており、8人を減給などの処分としたうえで業務から外した。運転士の私用の携帯電話は、電源を切ってかばんに入れることになっているという。














西日本に豪雨、JR三江線鉄橋の橋脚が流失






 近畿、中国、九州北部では25日も激しい雨となり、島根県江津ごうつ市では23日の降り始めからの総雨量が474ミリと、8月の平年雨量の3・3倍に達した。
 熊本県阿蘇市で1時間雨量が77ミリ、山口県萩市で76・5ミリを記録し、それぞれ8月の観測史上最大となった。この雨でJR三江さんこう線三次みよし(広島県三次市)―江津(江津市)駅間の鉄橋の橋脚が24日に流失した。
 大阪市では午前10時55分までの10分間に27・5ミリという、1937年の統計開始以来、最大の雨量を観測。梅田の繁華街のいたるところで道路が冠水し、一部の商業施設では臨時休業する店もあった。














自転車向け路面標識が効果 歩道の走行減り安全に





 警視庁が試験的に導入した自転車向けの路面標識「自転車ナビライン」。車道に描かれた青い矢印が自転車の車道通行徹底に効果を上げている。24日までに同庁が公表した調査結果では、ナビラインの設置場所で歩道上を走る自転車が目立って減少しており、今後、都内全域に増設することを検討している。
 ナビラインは自転車が交差点で歩道や横断歩道に回り込まず、車道を直進するように誘導する青い矢印。都内では今年3月、文京区千石一丁目交差点と港区札の辻交差点に試験的に設置した。北海道と栃木県などの一部の交差点でも導入されている。
 8月14日午前8時の千石一丁目交差点。通勤での自転車利用者が多い時間帯だが、この日も多くの人が自転車で移動中だった。「白山通り」と「不忍通り」が交差する道幅の広い交差点だが、大半の自転車が青い矢印に沿って車道を直進。歩道に乗り換えたり、横断歩道に回り込んだりする自転車利用者は少なかった。
 埼玉県から自転車通勤している40代の男性会社員は「ナビラインのおかげでスムーズに通行できるようになり、便利になった」。板橋区の20代の女性会社員は「ナビライン上を走れば車にぶつかる心配がない。歩行者に迷惑をかけることもなく、交差点内が以前より安全になった」と話した。
 警視庁が千石一丁目交差点の上り方向の午前7~9時の利用状況をナビライン設置前の今年2月と設置後の7月で比較したところ、歩道上を通行する自転車の割合が39%から16%に減少。逆に車道を通行する割合が51%から80%に増加した。
 3月に実施した「車道の横断のしやすさ」についてのアンケートでは、46%が「横断しやすい」と回答。青い矢印の大きさについても66%が「ちょうどよい」と答えた。
 アンケートの自由記入欄には「青い矢印が何を示しているのかわからなかった」「夜間は見えづらい」といった意見も寄せられ、今後の自動車、自転車への周知などの課題も浮き彫りになった。
 警視庁交通規制課は「ナビラインの設置場所では自転車は車両だという意識が広まってきた。課題を精査して、今後、設置箇所を増やしていきたい」と話している。
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