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交通労連 軌道バス部会

全国のバス・鉄道に係る情報です
2013/02/12

NO.626 第7回高速ツアーバス等の過労運転防止のための検討会

標記の検討会が2月12日に開かれた



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今回のメイン議題は、





「新高速乗合バスにおける交替運転者の配置基準の見直し」






出された素案は、




1.基準設定の基本的考え方

 昨夏設定した高速ツアーバスの緊急対策では、都市間輸送を中心とする高速ツアーバスの運行実態を踏まえつつ、長距離の夜間ワンマン運行に対し、運行前の休息期間の確保を図るとともに運行距離及び乗務時間の上限を設定し、その安全運行の確保を図ったところである。一方、高速乗合バスの長距離運行に係る運行管理の実態調査の結果から、高速バスでは、一般道の走行が長く経由地が多いことから乗務時間が長い路線や、夜間運行で500km を超える長距離路線があるなど様々な運行形態、乗務形態があり、これに対して既存の高速バス事業者は、路線の特性に応じて運行途中に仮眠休憩をとるなど乗務途中に十分な休憩を確保したり、長時間・長距離運行が同一運転者に集中しないようにローテーションを組んで過労運転防止に配慮するなどの安全対策を講じていることが明らかとなった。このため、新高速乗合バスにおける交替運転者の配置基準の設定に当たっては、これら既存事業者が実施している安全対策を踏まえ、運行距離に応じた運行前又は運行途中における適切な休息・休憩の確保や、長時間・長距離運行の週当たり乗務回数の制限等を設けることによりその安全確保を図ることとする。



2.用語の定義


◎高速バス:路線定期運行を行うバスのうち、道路運送法施行規則第10 条第1 項第1 号ロの運賃を適用するバス。


◎ワンマン運行(乗務):交替運転者が同乗していない運行。交替運転を行わない車掌等が同乗している場合につい
ても、本交替運転者の配置基準案の策定にあたってはワンマン運行(乗務)とする。


◎夜間運行:最初の乗客が乗車する時刻又は最後の乗客が降車する時刻が、午前2時から午前4時までの間にある運行又は当該時刻をまたぐ運行。夜間運行の途中午前2時から午前4時までの間に運転交替により、乗務を開始又は終了する場合も合むものとする。


◎昼間運行:夜間運行に該当しない運行。


◎夜間乗務:夜間運行に該当する乗務を含む一日(暦日では無く始業から24 時間の一勤務日)の乗務。


◎昼間乗務:昼間運行のみを一回又は複数回乗務する一日(一勤務日)の乗務




3.高速バスの交替運転者の配置基準(案)


⑴ 昼間ワンマン運行及び乗務に係る規定

 ① 一日の実車乗務距離
   一人の運転者のワンマン運行による一日(一勤務日)の乗務の合計実車乗務距離は原則500km までとする。ただし、運行前11 時間の休息期間又は乗務の間に1時間以上のまとまった休憩を確保している場合は原則600km までとし、貸切型管理の受委託による運行を除き週に3回までこれを超えることが出来るものとする。

 ② 一日の運転時間
   一人の運転者のワンマン運行による一日(一勤務日)の運転時間は原則9 時間を上限とする。ただし、週に3回まで9時間を超える乗務を行えるものとする(貸切型管理の受委託による運行を除く)。

 ③ 高速道実車運行区間の連続運転時間
   ワンマン運行の高速道実車運行区間における運行計画上の連続運転時間は概ね2時間までとする。




⑵ 夜間ワンマン運行に係る規定

 ① 一運行の実車乗務距離
   夜間ワンマン運行の実車乗務距離は原則400kmまで、以下のイ又はロ(貸切型管理の受委託による運行にあってはイ)を確保している場合には500km までとする。ただし、③ の夜間運行の特認を受けた路線を乗務する場合はこの限りでない。


イ 運行直前の休息期間が11 時間である


ロ 運行途中に適切な仮眠施設(運転者が身体を完全に伸ばして仮眠することのできる施設く車内の床下仮眠施設等を含む。ただし、リクライニングシート等の座席を除く)において連続1時間以上の仮眠休憩を確保している


② 夜間運行の実車運行途中における休憩の確保
  夜間ワンマン運行する路線の実車運行区間では、運行計画上、全ての区間において実車運転時間4時間毎に合計40 分以上(実車乗務距離が400km 以下の場合には合計30 分以上)の休憩(1回連続10 分以上で分割可)を確保していなければならないものとする。


③ 実車距離500km を超える夜間ワンマン運行路線の特認
  ①の規定にかかわらず、運行管理体制に係る路線毎の個別の審査により実車距離500km を超えるワンマンの夜間運行路線を設定できるものとする。この場合には、上記② の基準に適合していることに加え、当該路線を維持するために必要な運転者数(経験年数を含む)や運転者の健康管理体制、高速バス乗務に係る教育体制、当該路線を運行するために必要となる仮眠室を有する車両の保有台数などを審査するものとする。当該特認路線を乗務するのは同一運転者につき週2回までとし、貸切型管理の受委託による委託運行は認めない。





⑶ 夜間ワンマン乗務に係る規定

① 一日の乗務距離
  一日の乗務が夜間ワンマン運行のみの場合には⑵①の夜間ワンマン運行に係る規定に同じ。
一日に夜間ワンマン運行及び昼間ワンマン運行の両方に乗務する場合には⑴①の昼間ワンマン乗務に係る規定を適用する。



② 一日の運転時間
  ⑴②の昼間ワンマン乗務に係る規定に同じ。


③ 高速道実車運行区間の連続運転時間
  ⑴②の昼間ワンマン運行に係る規定に同じ。


④ 連夜の夜間ワンマン乗務に係る制限
  夜間ワンマン乗務の連続乗務回数は4回(2往復)まで、一日の実車乗務距離が400km を超える場合には2回(1往復)までとする。



4.その他
  

 交替運転者の配置基準(案)の内容を決めた後、過労運転防止の観点から以下について検討の予定。


◆ 運行中の運行管理体制のあり方

◆ 中間点呼のあり方など健康状態把握のあり方

◆ デジタル式運行記録計及びIT点呼機器の活用について




で、



距離基準の基となるアンケート調査やその実態をもととに説明された












これまでは、


高速ツアーバスの夜間の距離基準、

貸切バスの夜間の距離基準、



これが示されていたが、




今回は、



新高速バスと貸切型委託運行の夜間の距離基準と昼間の距離基準である






おおまかに、



距離で示したことには異論はない




昼の500キロ、600キロ、

距離については問題なかろう







新たな基準としては、


夜間のように特別な安全措置ということではなく、



<貸切型委託運行の夜間>
1.運行前11時間の休息
2.運転時間9時間以内
3.400キロは連続4回まで
4.500キロは連続2回まで
5.高速道路運行は連続運転時間2時間
6.一般道路を含むと400キロでは4時間毎で合計30分の休憩
7.500キロでは40分の休憩






<新高速乗合バスの夜間>
・3~7項目は同様
・1項目については運行途中連続1時間以上の仮眠休憩を入れる場合を除く
・2項目については9時間超えは週3回まで
・500キロ超えは週2回まで(路線毎に個別審査で特認)




このほうが変わり易いか



なお、

最後の「500キロ超えは週2回まで(路線毎に個別審査で特認)」は、


意見を述べたが、




審査基準として、

・高速バス乗務に係わる教育体制が確立していること
・運転者の健康管理体制が確立していること
・当該路線を運行できる経験や技術を有する人数を確保していること
・仮眠室がある車両を確保していること
・デジタコで運行管理していること
・遠隔地で共同運行先運行管理者等による立会点呼が実施されてること


以上のような項目をクリアしている場合は夜間500キロ超えでも可能になる(検討中)






これは夜間の1路線ということである



なので、

昼間については複数業務があるため、




下記の


新高速乗合バスの「600キロ超え」の場合は、


改善基準告示でいう、



乗務時間や運転時間で遵守することになる


ただし、


自社バスの運行に限る








また、


昼間については、



<貸切型委託運行の昼間>
1.運行前11時間の休息(運行途中連続1時間以上の仮眠休憩「分割も可」を入れる場合を除く)
2.運転時間9時間以内
3.高速道路運行は連続運転時間2時間



<新高速乗合バスの昼間>
・1と3項目は同様
・2項目については9時間超えは週3回まで
・昼間の600キロ超えは週3回まで








これに加えて、

これまで特別な安全措置になかにあった、


「デジタコによる運行管理」


があるが、



これについては、


全社に義務付けをさせる

(実車距離400キロ超えの夜間運行及び実車距離500キロ以上の昼間運行を行っている事業者)




また、


遠隔地における点呼の強化
(IT機器の義務化)



さらに、


新高速乗合バスについては、
運行管理体制は24時間になる模様である





なお、

次回は3月7日開催予定
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