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交通労連 軌道バス部会

全国のバス・鉄道に係る情報です
2012/11/01

NO.562 第3回貸切バス運賃・料金WG

11月1日、
標記のWGの3回目が開かれた



今回の議題は、



1.有識者委員、労働組合関係委員からの説明
(貸切バスの運賃・料金に対する課題、提案等について)


2.貸切バス事業の運賃・料金実態調査結果(詳細版)について


3.実効性のある貸切バスの運賃・料金制度の構築に向けた検討について


であった








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有識者委員、労働組合関係委員からの説明(4名)では、



㈱ウィステリアコンパスの斎藤社長からは、

「安全性担保のために先に行うべきこと」として、

1.安全に関する遵法意識があるバス会社とそうでないバス会社との違いを明確にする。
2.監査体制の不足への対処
3.罰則の厳格運用
4.安全基準の強化


を挙げた






(独)国民生活センター相談情報部相談管理課の内垣大輔主査は、

実際に生活センターに寄せられたバス関係に関する苦情例がを示した





労働組合側として、

私鉄総連の清水政策局長は、
バス運転者の低賃金と長時間労働の現状を訴え、
運賃・料金制度の全般的な見直しを要望した




交通労連の鎌田事務局長は、


1.取引実態を踏まえた制度設計

(平成3年から見直されていない公示運賃とほとんど収受できていない届出運賃の問題)


2.法令遵守や事故防止の観点からの制度設計


(「事前チェック」も「事後チェック」も「笊」/「入り口」規制である参入要件を見直し)


3.国民目線・消費者目線の観点からの制度設計


(安全確保にはコストがかかる→現状の料金に「上乗せ」する理由を如何に利用者に理解させるか?)


4.関係者間の取引実務の円滑化の観点からの制度設計


(バス事業者に運行引受義務があるなら旅行業者にもあってしかるべき=旅行業界の規制見直し)


5.事業者による創意工夫等の観点からの制度設計


(創意工夫や需要喚起は当然の取り組みも両業界における「ルール」を遵守した上での契約が前提)


6.事後チェックが技術的に容易な制度設計


(今後は必要だが時期尚早=規制緩和のように何ら機能しない事後チェックになっては目も当てられない)



など挙げ、




「安全確保のための取り組みとしては、人命確保の観点からもコストアップは必然(運転者教育、車両関係)であり、これまでの異常な状況を正さないといけない。両業界のルールの遵守(同等の罰則・処分の明確化=旅行業法改正)も必要だ。また、現行の公示運賃・届出運賃が複雑で分かり難いことと、届出運賃と公示運賃の乖離がない状況、ほとんど運賃が収受できない。公示運賃に至っては平成3年から見直されていないのだから、車両1台当りの運行諸経費を最低基準(運賃基準を策定)として、「料金」は事業者の自助努力(運賃+α=時期・燃料価格)とするような新たな運賃基準の構築が急務だ。あとはいかにコストアップを利用に理解してもらえるかであり、当然のことながら、事業者、旅行業者ともにPRが必要で、両業界で安全確保の向上=運賃・料金の引き上げ=業界の活性化に繋げていく、無論、悪質な両業界の事業者は参入規制や監査の徹底で排除し、業界の清浄化を図らなければならない」


と述べた
 





続いて、

貸切バス事業の運賃・料金実態調査結果について説明があり、



その後、


「実効性のある貸切バスの運賃・料金制度の構築に向けた検討」として、




第1回と第2回の論議を踏まえ、


下記の通り方向性が示された






<実効性のある貸切バスの運賃・料金制度の構築に向けた論点>

1. 取引実態を踏まえた制度設計
◆ 現在の水準に合致した原価計算により、公示運賃・料金を見直してはどうか。その際、わかりやすい運賃・料金の種類及び計算方法の導入や、定期的な公示運賃・料金の見直しを行ってはどうか。
◆ 現行の公示運賃料金を見直して下限のみ設定してはどうか。
◆ 標準的な運賃・料金計算方法を示し、実施する事業者はこの計算方法を用いた運賃・料金額を設定させてはどうか。



2. 法令遵守や事故防止、サービス改善等の観点からの制度設計
◆ レベルの高い安全対策や乗務員の質、顧客満足度の高さや貸切バス事業者安全性評価認定制度の認定といった付加価値により、相対的にバス料金を引き上げていくべきではないか。
◆ 業界団体による指導体制の整備や利用者にも安全確保に関する意識等を持たせるような仕組みを構築すべきではないのか。
◆ 旅行会社等からの運送を引き受ける際の書面取引を徹底するとともに、運送申込書・引受書の記載事項を明瞭化する観点から見直し、運賃料金が適正に収受できる環境を構築してはどうか。
◆ 運賃料金の計算基礎を記載した領収書の取引の相手方への発行を徹底させるべきではないか。
◆ 貸切バス選定・利用ガイドラインにおいて、利用者に対する運賃・料金制度の明確化を図るとともに、適正運賃料金の遵守の徹底を図ってはどうか。
◆ 「自動車運送事業者に対する監査のあり方に対する検討会」の見直し等を踏まえ、国による指導、監査、処分を強化してはどうか。



3. 国民目線・消費者目線の観点からの制度設計

◆ 貸切バス事業者において、実際の運行に係るコストの他、事業の計画や安全に係る取り組みとそのコストなどの情報を開示してはどうか。
◆ 貸切バス選定・利用ガイドラインにおいて、利用者に対する運賃・料金制度の明確化を図るとともに、適正運賃料金の遵守の徹底を図ってはどうか。




4.関係者間の取引実務の円滑化の観点からの制度設計



5.貸切バス事業者による創意工夫や需要惹起を促す観点からの制度設計
◆ 現在の水準に合致した原価計算により、公示運賃・料金を見直してはどうか。その際、わかりやすい運賃・料金の種類及び計算方法の導入や、定期的な公示運賃・料金の見直しを行ってはどうか。
◆ 現行の公示運賃料金を見直して下限のみ導入してはどうか。
◆ 貸切バス事業者安全性評価認定制度を旅行業者や一般に広く認知させ、良識な貸切バスについての認識を広めるべきではないか。
◆ 業界団体等において事業者向けの原価計算セミナーの開催を通じて原価計算の簡素化の仕組みを構築させ、個々の貸切バス事業者に対する原価計算の普及・浸透を図ってみてはどうか。




6. 事後チェックが技術的に容易な制度設計
◆ 旅行会社等からの運送を引き受ける際には、書面取引を徹底するとともに、運送申込書・引受書の記載事項を明瞭化する観点から見直し、運賃料金が適正に収受できる環境を構築してはどうか。
◆ 「自動車運送事業者に対する監査のあり方に対する検討会」の見直し等を踏まえ、国による指導、監査、処分を強化してはどうか。






参加委員のヒアリングと、

行政の示した検討課題について全体で論議を行った








全体を通して加藤座長は、



1.運賃と料金の区別


2.基準となる運賃の考え方


3.新たな運賃制度になった場合の説明責任





について触れ、







「現行の公示運賃の水準の算定根拠は時代遅れ、届出運賃に至っては有名無実化である。現行の諸規定を遵守した上で安全性を担保できる最低額の費用を積算して示すことが有力であると思われる」





と述べた




これだけの委員がいるので、


それぞれ考え方があるだろうが、



正直、




あまり意見がでない






それはこれまでの2回のWGでわかっていたので、


あえて口火をきらせてもらったが、

(たいがい初っ端なのだが・・・)






今日は今まで一番意見がでたのではなかろうか




ただ、




一事業者の感覚で語られては「エゴ」と捉えかねない







第1回目のときも書いたが、




このWGで方向性を示さなければならない






一番大変なのは座長である




多少、


喉に詰まったことも書きたいが、

この先は控えておく






今日は時間が約40分も延長したが、


そもそも2時間であれだけの人数で会議をする自体、
無理があるので、



個人的にはいいと思うのだが・・・






次回のWG(12月11~14日予定)で中間のとりまとめを決めることになった






いずれにしても、



最終的なゴールは、





『両業界で「旅行=バス」(商品)が「安全」であることを自信を持って「PR」できること』


である


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