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交通労連 軌道バス部会

全国のバス・鉄道に係る情報です
2012/03/30

NO.433

石川、浅野川線の設備更新に3年で約8億円の投資計画/北陸鉄道


 北陸鉄道は、石川・浅野川両線の存続に向けて2013年度から3年間で約8億円の設備更新を計画している。同社が試算した約8億円の設備更新費を、国、県、沿線4市町が3分の1ずつ負担する可能性が出てきた。
 北鉄はこれまで、国の補助事業を活用して設備を更新していて、11年度は事業費2686万円のうち、国、県、北鉄が3分の1ずつ負担した。12年度は総額4億4千万円を、国、県、沿線が3分の1ずつ負担する計画で、金沢、白山、野々市、内灘の沿線4市町が利用者数や線路延長、財政規模などから負担割合を算出し、北鉄の負担分を肩代わりする考え。4億4千万円の内訳は、信号・保安設備の改良3億1千万円、枕木などの交換6600万円、レール交換5900万円という。








広見線新可児-御嵩駅間の存続へ沿線とともに努力/名古屋鉄道


 名古屋鉄道はこのほど、廃線が取り沙汰される広見線の新可児-御嵩駅間について、沿線自治体と負担を分け合う中で、存続を前提に経営努力をしていく方針を示した。
 広見線については沿線の可児市、岐阜県御嵩町、同八百津町でつくる対策協議会で、2012年度までの3年間、年1億円の運行支援を行うことが決まっている。13年度以降の見通しについて、沿線自治体の支援を前提に同社も継続する方向で努力する考えを表明した。








岡山市中心部の100円均一循環バスに新規参入/八晃運輸


 タクシー会社の八晃運輸(岡山市)は、7月中にも同市中心部で100円均一の循環バス「めぐりん」を運行開始する。市民の利便性が高まる一方、既存の路線バス事業者との競合が激化する見通し。
 運行するコースは、岡山駅前発着で中心部の市役所等を回り1周約4.5km。左右の両方向を1日55周ずつ、午前8時から午後8時まで、朝夕のピーク時が5~10分、最長で28分間隔で運行する。停留所は左回り13ヵ所、右回り12ヵ所に設けるという。車両は低床式ノンステップの小型バス7台(1台は予備)を使用する計画で、定員は立席と座席合わせて計32人。








岩泉線廃線へ/復旧に130億円再開断念 JR、きょう発表


 JR岩泉線の線路上に崩れ落ちた土砂に乗り上げて脱線した車両(2010年7月31日、本社機から撮影)  2010年7月の土砂崩落による脱線事故で全線不通となっているJR岩泉線について、JR東日本は廃止の方針を決め、29日、沿線の宮古市と岩泉町に伝えた。30日に正式発表する。新幹線開業に伴う並行在来線の経営分離を除き、同社の廃線は1997年の信越線横川―軽井沢以来となる。
 JR盛岡支社によると、茂市(宮古市)―岩泉(岩泉町)間(38・4キロ)を結ぶ岩泉線は10年7月31日、普通列車が岩泉町内で崩落した土砂に乗り上げて脱線、乗客3人と運転士、車掌の計5人が軽傷を負った。JR東日本のその後の調査で、沿線111か所で崩落や落石の恐れがあり、復旧に約130億円もの費用がかかることなどから、同社は再開を断念した。同線の乗客は09年度、通学の高校生ら1日平均46人と年々減少し、同社の在来線67路線で最少。だが、山あいの押角駅(宮古市)は、全国有数の「秘境駅」として、鉄道ファンの人気を集めていた。
 この日、JR盛岡支社の社員が両市町を訪れ、「復旧費が多額に上ることや、利用客が減少していることから存続は厳しい」と説明。岩泉町の橋場覚(さとる)副町長は読売新聞の取材に対し、「多額の復旧費用がかかるのは分かったが、鉄路での復旧を求める町の姿勢は変わらない」と話した。
 宿泊客向けに同線の利用ツアーを組んでいた「ホテル龍泉洞愛山」(岩泉町)の中村貞司社長(58)は「多くの鉄道ファンや、住民の生活を支えてきた。消しゴムで消すみたいに(簡単に)廃止するなんて……」と、ショックを隠せない様子だった。今年1月には、町民や宮古市民計約900人が決起集会を開き、早期再開を求める大会決議を採択。約1万5000人分の署名を集め、JRに提出していた。







洲本市、巡回バスにBDF/年3600リットル 「菜の花の資源循環実感を」


 BDFを糟谷総務部長(左)に手渡す福島会長(洲本市宇原で)  廃食油をバイオディーゼル燃料(BDF)として再利用する「菜の花・ひまわりエコプロジェクト」を進める洲本市は、同市大野地区と市中心部を結ぶ巡回バスの燃料として、精製したBDFの提供を始めた。同プロジェクトのBDFが地域で活用されるのは初めて。市農政課は「さらに品質を高め、農機の燃料などに利用が広がるよう周知していきたい」としている。(竹上知秀)
 同プロジェクトは、市内各地で菜の花を育て、菜種油を販売。市の施設で回収した廃食油からBDFを作り、燃料に使って資源循環を図る。
 昨年度は1万8000リットルを回収し、うち1万2000リットルをBDF化。これまでに、市の公用車や精製施設の自家発電などに利用している。
 今回、同地区と市中心部のスーパーなどを結ぶ「あったか友愛バス」の燃料として提供。年間約3600リットルが使われる。
 同バスは、「淡陽自動車教習所」と大野連合町内会(福島啓壽会長)が運行し、週に3回、1往復している。2009年に始まり、現在は同地区の約60人が会員として利用する。
 同地区は今年、8ヘクタールで菜の花を栽培しており、市全体(25ヘクタール)の3分の1近くを占める。同町内会が「地域の足に利用して栽培の機運をさらに高めよう」と、市に利用を申し出た。
 同市宇原の市民交流センターで29日、福島会長が同教習所の糟谷亮介総務部長に燃料を手渡した。福島会長は「地元で資源の循環を実感してもらい、BDFの利用、菜の花の栽培拡大につながってほしい」と話していた。





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幾度となく重大事故が繰り返される。その都度、安全規制が強化されるが問題は、守れない事業者にいかに守らせ、守れなければ排除すること。誤った規制緩和を是正し、利用しやすい公共交通の確立をめざし、行政に対して政策を訴え続けます。掲げた政策の実現のため日々、努力あるのみです。


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