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交通労連 軌道バス部会

全国のバス・鉄道に係る情報です
2011/09/08

2011.9.8 NO.383

名古屋市バス事故無届け「10年以上、慣例」

 名古屋市交通局が昨年、公道上で市バスが起こした事故を警察に届けず内部処理していた疑いが強まり、愛知県警は8日午前、道路交通法違反(事故不申告)容疑で、市内全10か所の市バス営業所への一斉捜索に乗り出した。
 市交通局は「10年以上前から慣例として続いていた」と説明しており、県警は市交通局が組織的に事故を隠蔽していた疑いがあるとみて、関係資料を押収して分析を進める。
 県警や市によると、昨年度に起きた公道上の市バスの事故のうち、電柱に衝突したケースなど158件が無届けで、県警は件数が多く、実態を把握するには全営業所の捜索が必要と判断した。交通事故は人身事故だけでなく、ガードレールなどにぶつかった単独の物損事故でも、車体か構造物のどちらか一方が壊れた場合は警察へ届けるよう道交法で義務づけられている。



※ とんでもない名古屋交通局、厳重な対応をお願いしたい





十鉄廃線現実味増す/十和田、三沢市議会「支援困難」

 十和田観光電鉄(本社・十和田市)の鉄道事業の存廃問題で、十和田市議会は2日、財政支援の是非を検討する全員協議会を開いた。出席者からは、「展望が開けるなら支援に価値もあるが、そうでないなら延命策に過ぎない」などと否定的な意見が相次いだ。先月あった三沢市議会も同様で、利用者の多くを抱える十和田、三沢両市の議会が足並みをそろえたことで、財政支援は困難な見通しとなり、十鉄の廃止が現実味を帯びてきた。
 同日の十和田市議会全員協議会には、同社の白石鉄右エ門社長が出席、2020年度までに駅舎改築や変電所更新などの設備投資として、約7億3000万円が必要になると説明。十和田、三沢、六戸の沿線3市町に総額約5億2000万円の財政支援を改めて要請し、乗降客数などを基に十和田市には約半額の約2億6000万円を要望した。
 しかし、議員からは消極的な意見が多く、支援に前向きな意見はまれ。「おんぶに抱っこで虫がよすぎる」(田中重光市議)といった痛烈な批判や、「勇気ある決断を」と逆に白石社長に廃止を迫る場面もあった。
 三沢市議会も8月29日に総務文教常任委員会を開いたが、否定的な意見が大勢で、バス事業への転換を推す意見も出た。
 また、六戸町議会は5日に全員協議会を開くが、吉田豊町長は読売新聞の取材に、「今回支援すれば将来にわたって出すことになる可能性が高い。事実上の3セクになりかねず、慎重にならざるを得ない」と消極的な姿勢を示している。
 同社は議会とは別に今月中旬までに、沿線3市町で順次、住民説明会を開き、財政支援に理解を得たい考え。しかし、2日夜に三沢市であった初の市民説明会では、賛否が割れ、支援に否定的な意見が目立った。行政側と市民がそろって消極的となれば、同社が一層苦しい立場に追い込まれるのは確実だ。






リニア駅選定県主導で/2案提示受け、年内決定へ

 リニア中央新幹線の駅の設置場所をめぐり、「甲府圏域建設促進協議会」の首長らが6日、県庁に横内知事を訪ね、甲府、中央両市にまたがるエリアと中央、昭和両市町にまたがるエリアの2か所を候補地として提示した。県はこの提案を基に詳細な位置を絞り込み、年内に決定する方針だ。
 県庁を訪れたのは、甲府圏域協議会の会長を務める宮島雅展・甲府市長のほか、甲斐、中央、昭和の3市町長。宮島氏らは知事に、〈1〉中央道のスマートインターチェンジが設置される予定の甲府市大津町周辺〈2〉JR身延線小井川駅近くの中央市上三條周辺――の2か所を候補地に挙げた。それぞれ、中央道、身延線との接続を考慮して選ばれた。候補地は2キロ×1キロの長方形で示され、エリア内のどこに設置するかについては県が主導して選定するよう求めた。
 これに対し知事は「4市町長には度重なる議論を経て取りまとめていただいた。そうした努力に心から御礼を申し上げたい」と述べ、甲府圏域協議会の提案を尊重する考えを表明。その上で、「各地域の要望を踏まえながら、最適な場所に駅を設置できるようにしたい」と話し、県主導で選定にあたる方針を明らかにした。
 また、宮島氏らはリニア活用策を検討する「全県的な協議の場」を設置するよう要望し、知事は「ごもっともなことだ。そういう組織を作る方向で進めたい」と応じた。県が来年度策定する「リニア活用基本構想」に県内自治体の意見を反映させるため、新たな協議機関を設置する意向を示す発言だった。
 会合後、宮島氏は両エリアを選んだ理由について、記者団に「市街地や山梨大医学部付属病院、工業団地などの施設がある所は除いた。交通の結節点たり得る場所にした」と説明した。1か所に絞らなかったことに関しては、「県にもいろいろな角度から考えてもらうため、選択の幅を広げた」と述べた。
 駅の位置をめぐっては、JR東海が6月、中央市近辺を候補地として提示。これを受け、県が甲府圏域協議会に対し、位置の案を協議して提示するよう依頼していた。今回の候補地提示は県の依頼に同協議会が応えたものだ。
 知事は会合後、記者団に「多くの県民にとって有効なものにするには、県下各地域からアクセス的に良い場所でなければならない」と述べ、県内各地への接続の利便性を重視して絞り込みを進める考えを示した。












「学校前にバス待機」「全員が避難できた」 石巻・大川小


 東日本大震災の津波で全校児童108人の7割に当たる74人が死亡、行方不明になった石巻市大川小の惨事から、間もなく半年がたつ。河北新報社の取材に応じた児童や住民らの証言で、当時は現場にスクールバスが待機していたことや、高台への避難を相談していた状況が浮かび上がった。学校管理下で児童が犠牲になった事例として戦後最悪とされる今回の被害は、避けられた可能性もあると指摘する関係者もいる。
 保護者らによると、地震が起きた午後2時46分は下校時間の直前で、スクールバスが待機していた。関係者は「バスで避難すれば助かった可能性もある」と指摘する。
 2年生の息子を迎えに来た父親(39)は午後3時10~20分ごろ、学校前の県道に止まっているバスを目撃した。男性運転手に「何してるんですか」と尋ねたところ、落ち着いた様子で「待機だねえ」と応じたという。
 バス会社の関係者は同じころ、無線で運転手に避難を呼び掛けた。ラジオは「(宮城県)女川町で車が流されている」と伝えていた。運転手が「子どもたちが出てこないんだ」と話したのを最後に、交信は途絶えた。
 バスの定員は45人。関係者は「無理にでも詰め込めば、児童全員が避難できた」と言うが、バスが出発することはなく、運転手も津波の犠牲になった。
 証言では、避難をめぐるやりとりも断片的に浮かんできた。
 児童たちがとどまっていた校庭では午後2時52分、防災無線が大津波警報を知らせた。午後3時10分ごろ、子どもを迎えに来た母親によると、「この山に子どもを上がらせても大丈夫か」と裏山を指す教頭に、住民は「ここまで津波は来ない」などと答えた。
 同じころ、学校を訪れた別の保護者は教師から「学校の方が安全だから残った方がいい」と言われた。保護者は「どこかに避難する雰囲気ではなかった」と語る。
 5年生だった只野哲也君も、6年生の男子が担任に「山さ逃げた方がいい」と訴えた姿を覚えている。「どうして山に行かないのかなあ」と思ったという。

◎体育館裏は傾斜緩い山道/「低学年でも登れた」 石巻市大川小の児童が避難誘導された新北上大橋たもとの堤防道路の先には、津波で水があふれた北上川があり、子どもたちは次々と濁流に巻き込まれた。学校に最も近い高台は裏山だった。「なぜ、山に避難させなかったのか」。遺族の疑問は今も解けない。
 児童らは避難の途中、県道付近で津波に襲われた。迫り来る濁流に追い込まれた裏山の斜面は急な上に滑りやすく、登れた子は少数だった。付近では30人以上の遺体が見つかった。
 同じ裏山でも、学校の体育館に近い所は傾斜がなだらかだ。実際に子どもの足でも大丈夫かどうか。わが子を亡くした父親3人とともに8月末、この斜面を登った。
 児童らが待機していた校庭から、体育館の脇を通って裏山に向かう。登り口の幅は広く、踏み固めた山道もあって歩きやすい。屋根まで冠水した2階建て校舎(約10メートル)を見下ろす場所まで数分でたどり着いた。
 校庭に避難してから津波が襲来するまで、40分以上あったとみられる。「低学年でも十分登れる。5分あれば、全員避難できたはずだ」。父親たちは口をそろえた。
 「子どもたちはここに避難したとばかり思っていた。こんな近くに安全な場所があったのに、なぜ川の方に向かったのか」。5年生だった次女千聖さんを亡くした紫桃(しとう)隆洋さん(47)は悔しさをにじませた。
 宮城県の調査では、海抜約1メートルの大川小付近に残る津波の痕跡は高さ7メートル以上。住民によると、付近にいて助かったのは裏山に登ったり流れ着いたりした約20人と、釜谷診療所屋上の塔屋部分に避難した数人などわずかだったという。
 石巻市教委は2010年2月、津波に備えた危機管理マニュアルを作るよう市内の小中学校に指示。大川小の10年度マニュアルは津波の避難場所を「近隣の空き地・公園等」と定め、高台を想定していなかった。
 学校と市教委は裏山に避難しなかった理由を「現場にいた教師が『山に倒木があったように見えた』と話している」と説明している。
 裏山に逃げて助かった住民の一人は「山裾に津波で流されたり、折れたりした木はあったが、地震で倒れた木は見ていない」と証言している。






タクシー乗客の旅行知り… 空き巣の疑いで元運転手ら逮捕

 中央署は5日、住所不定、元タクシー運転手兼島修被告(57)(詐欺罪などで公判中)と、福岡市中央区春吉2、無職角口元晴容疑者(37)を住居侵入と窃盗の疑いで逮捕したと発表した。
 発表によると、2人は5月15日午後11時頃、同区の私立大学長(74)宅に侵入し、1万5800円のほか、クレジットカードなど8点(計5000円相当)を盗んだ疑い。兼島被告は盗んだクレジットカードで高級ブランドのバッグやJRの回数券など計約50万円相当を購入し、金券ショップで換金していたという。
 兼島被告は犯行当日、旅行に出かける学長とその家族を偶然、タクシーで福岡空港まで乗せていた。このため、学長宅が空き家になる可能性が高いと考え、知人の角口容疑者に犯行を持ちかけたという。
 兼島被告は6月20日、同区内で、盗まれた自転車に乗っていたところを見つかって署員に盗品等有償譲受容疑で逮捕され、その後、学長宅での空き巣を自供した。兼島被告は「金に困っていた」と容疑を認めているが、角口容疑者は否認しているという。
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