NO.1837
路線バスの上限運賃引き上げへ/関東自動車
関東自動車(宇都宮市簗瀬4丁目、吉田元(よしだげん)社長)は22日、県内20市町で運行する路線バス運賃を7月1日から全路線(大田原市の一部と小山市内を除く)で平均18%引き上げる方針を発表した。不足する運転士の確保に向けた人件費の増加や燃料費高騰などが要因。全路線の運賃改定は消費税率の引き上げを除き1997年5月以来、約26年ぶりとなる。
通学乗り放題へ、市が新定期券の導入検討/仙台市バス、宮城交通
仙台市と宮城交通(仙台市)が、市交通局と宮交の路線バスで乗り放題となる新しい通学定期券(フリーパス)を2024年度末までに導入する方向で検討している。市の「学都仙台 フリーパス」は市バス限定で、宮交も含む制度を求める声があったことから、利便性向上のために新たなパスが必要と判断した。利用対象は市内にある交通局と宮交のバス停留所で乗降する小中高校生、大学生、専門学校生らを想定する。居住地は問わず、市内から市外の学校に通う場合、近隣の市外から市内の学校に通う場合のいずれも利用できる。高速バスは対象外となる。新しいパスはICカード乗車券「イクスカ」を利用する。運賃は乗車区間の距離に関係なく一律で、市バス全線乗り放題の「市バスフリーパス」(1カ月5970円)より高くするという。市地下鉄への乗り継ぎ時は「市地下鉄フリーパス」との併用を求める。新制度導入に伴う宮城交通の売り上げ減少分は市が穴埋めする。具体的には現行の定期券販売額や通学以外の乗車実績を踏まえて算出する。市は新しいパスの発券やバス車内の読み取りを可能にするため、システム改修を進める。市地下鉄の券売機や自動改札機も対応できるようにする。公共交通推進課の担当者は「市内に宮城交通のバスだけが走る地域があり、学生の通学費などの負担が大きくなる課題があった。通常運賃に比べ、安価に設定するので利用してほしい」と呼びかける。市交通局は10年度にフリーパスを本格導入。市バス全線と市地下鉄の南北線、東西線を組み合わせて購入でき、今後も販売を続ける。22年度は1カ月定期換算で市バス全線パスが約6万9000枚、市バスと地下鉄に乗車可能なパスは約2万1000枚を販売した。
5類移行後も急拡大見られず、路線バスのパーティション撤去開始/両備バス
岡山市の両備グループは、路線バスに設置しているパーティションの撤去を始めました。両備グループの岡山市の営業所で、従業員が路線バスの運転席の横と後ろに設置していたパーティションを外していきました。両備グループは、2020年4月から約240台の路線バスにパーティションを設置していて、5月8日に新型コロナが5類に移行した後も外していませんでした。しかし、感染の急拡大が見られないことなどから撤去を決めました。5月中には終える予定です。「アフターコロナというところで、利用の方も戻ってくればいいと思っております。お客様に安心してご利用いただきたいというのが会社としての思いです」。なお、運転手のマスク着用は個人の判断としていますが、ほとんどの運転手が現在もマスクを着けているということです。
赤字線の利便向上へ、沿線自治体と実証事業/JR北海道
JR北海道は17日、赤字が続くローカル線8区間について、沿線自治体と共同で、公共交通の利便性を高めるための実証事業を行うと公表した。鉄道とバスの共通時刻表を作成するほか、マイカー利用の多い区間では運賃の負担軽減策も検討する。観光需要の拡大も図り、幅広い層の利用につなげる狙いだ。同社によると、共通時刻表は鉄道と並走するバスの発着時間を併記。6月以降、駅やバスターミナルに掲示するほか、沿線住民にも配って利用促進を図る。JR北海道は16年に「自社単独では維持困難」とする13区間を発表。既に留萌線など5区間のバス転換が決まり、残る8区間は地元の支援を条件に存続を目指している。
「黄線区」改善へ向けた調査・実証、バスと連携、観光線区を利用拡大/JR北海道
JR北海道は5月17日、輸送密度が200人以上2000人未満のいわゆる「黄線区」を対象に調査・実証事業を行なうと発表した。同社では、釧網本線(東釧路~網走)、根室本線(滝川~富良野・釧路~根室)、石北本線(新旭川~網走)、宗谷本線(旭川~稚内)、富良野線(富良野~旭川)、室蘭本線(苫小牧~岩見沢)、日高本線(苫小牧~鵡川)の「黄線区」に対して、2023年度に「総括的な検証」と「事業の抜本的な改善方策の検討」を行なう方針で、6月以降にそのための調査事業や実証事業を地域と協働して進めていくとしている。具体的には、各線区で公共交通の利用実態調査を行なうほか、鉄道と並行するバスの時刻が併記された共通時刻表を配布・掲示する。ただし、駅によってはバスの停留場がかなり離れている場合もあり、乗継ぎには注意が必要だ。
また、観光色が強い線区における利用拡大策も実施され、釧網本線ではオフシーズンとなる10月に「ノロッコ号」の実証運行を、根室本線釧路~根室間の花咲線では8月に海側の座席を指定席とした列車の実証運行をそれぞれ行なう。富良野線では札幌~富良野間で運行される臨時特急『フラノラベンダーエクスプレス』を7月の土休日に線内へ延長運行するとともに、7月15~23日には中富良野町内にある臨時駅・ラベンダー畑駅に一部の普通列車や快速列車を停車させるとしている。このほか、オホーツク管内では、JR利用者を対象にした管内バスのフリー切符を購入しやすくする取組や、札幌~北見・網走間の都市間高速バスの片道利用をしやすくする取組を実施。日高本線では土休日に利用できるフリー切符「一日散歩きっぷ」の利用者が7~9月に沿線のバスを利用できるようにする取組を、花咲線・落石(おちいし)~根室間では2024年3月まで通院・通学を対象にした高校・病院直通バスの実証運行を実施する。
正社員として路線バスやタクシーの運転士を目指す方を支援/豊橋市
「運転」で働き、「運転」で感謝され、「運転」で地域の足を守る。豊橋市で路線バス・タクシーの運転士として働いてみませんか?
豊橋市は市内の公共交通の運転士を確保し、公共交通を維持していくため、路線バスやタクシーの運転士を目指す方への支援事業を行っています。就職氷河期世代の皆さんを対象に、正社員の運転士として長く安心して働けるよう、充実したキャリアデザイン研修やビジネスマナー講習を通じて、豊橋市が就職活動をサポートします。入社後は二種免許の取得支援もあるので、未経験の方も安心してご参加ください!
<募集要項>
【春募集】令和5年5月8日(月)〜7月7日(金)
【秋募集】令和5年10月〜11月頃予定
◎対象:下記の1.2.を満たす方
1.就職氷河期世代
おおむね35歳〜55歳の方(おおむね平成5年〜平成16年に学校卒業期を迎えた世代)
2.普通自動車免許取得から3年以上が経過した方
◎申込:下記リンク先の申し込みフォームへ入力
https://www.city.toyohashi.lg.jp/45484.htm
◎春募集のスケジュール
・7月7日(金):春募集締め切り
・7〜8月の4日間:キャリアデザイン講習、ビジネスマナー講習、キャリアカウンセリング
・8月予定:会社説明会(豊鉄バス(株)、豊鉄タクシー(株)、東海交通(株)、ヨシダ交通(株))
・9月上旬予定:交通事業者へのエントリー会
〜採用内定者のみ〜
・9月〜10月:二種免許取得へ
◎本支援事業のポイント
1.その人に合わせた丁寧なサポート
お客様との接し方を学ぶビジネスマナー講習や、運転士としての仕事を理解したうえで自身の経験をアピールする履歴書の作成などをサポート。就職活動の経験から遠ざかっている方も個々の境遇に応じたプログラム内容できめ細かく対応します。
2.サポートの機会を年2回に増加
本事業への参加の機会が、昨年度までは年1回だったところ、今年度は春と秋の年2回に増加。短期集中型のサポートで一人でも多くの採用につなげていきます。
※秋募集は令和5年10月〜11月頃を予定しています
3.豊橋の交通事業者4社が協力(市内交通事業者)
・豊鉄バス(株)
・豊鉄タクシー(株)
・東海交通(株)
・ヨシダ交通(株)
園バスの安全装置、4月義務化、園児置き去り防止で/設置状況調査
子どもの送迎に使われる園バスの安全装置の設置が4月から義務づけられたことを受け、小倉将信こども政策担当相は20日、装置の設置状況について、義務化後初となる調査を実施すると述べた。視察先の長崎県内の認定こども園で、記者団に答えた。静岡県牧之原市の認定こども園の送迎バスで置き去りにされた3歳の女児が亡くなった事件を受け、政府は、園バスへの安全装置の設置をこの春から義務づけている。1年間の経過措置が設けられているが、熱中症などのリスクも高まるため、政府は6月末までの設置を呼びかけていた。小倉担当相は、今月15日時点の装置の設置状況と6月末時点の予定を聞き取ったうえで、6月中に調査を終える予定と語った。義務化の対象は幼稚園や保育所、認定こども園など。違反した場合は、業務停止命令などの対象となる。命令違反には罰則も設ける。
扉開けたまま走行、今月3度目/西鉄バス
西日本鉄道は22日、福岡市博多区で走行中の路線バス(大濠公園発月見町行き)が、車両中央部の乗車口の扉を開けたまま約80メートル走行したと発表した。今月に入り、同社やグループ会社が運行するバスが扉を開けたまま走行する事案がほかに2件発生しており、同社は「誠に遺憾であり、重ねておわび申し上げます」としている。同社によると、この路線バスは22日午前8時10分ごろ、福岡市博多区下川端町の「川端町・博多座前」バス停に停止し、客を乗降させた。その後、乗車口の扉を開けたまま、約80メートル先の交差点まで走行したという。男性乗務員は「扉を閉めたと思い込み発進させた」と話しているという。乗客約10人にけがはなかった。同社のお客さまセンターに乗客から電話があり、発覚したという。また今月9日夜には、同社が運行する路線バスが、福岡市中央区六本松のバス停に停止後、乗車口の扉を開けたまま次のバス停まで約290メートルにわたって走行した。さらに今月16日朝、グループ会社「西鉄バス二日市」が運行する福岡県那珂川市のコミュニティーバスが、バス停の1区間約230メートルにわたって、乗車口の扉を開けたまま走行した。バスには、扉が開いているとアクセルを作動させない安全装置がついているが、過去の2件では安全装置が故障していたり、電源が入っていなかったりしていたという。同社は再発防止策として、扉が開いたまま走行すると、警報ブザーが鳴るように車両を改良するという。
過疎地の法人タクシー、最低台数緩和/国土交通省
過疎地など公共交通が不便な地域の移動手段を確保するため、国土交通省は22日、法人タクシーの営業規制を緩和する方針を明らかにした。「原則5台」としている許可に必要な最低車両台数を緩め、4台以下でも営業を可能とする。人口が一定以上の地域でしか認めていない個人タクシーの営業も容認する。関連通達を改正し、今夏にも運用を始める。
関東自動車(宇都宮市簗瀬4丁目、吉田元(よしだげん)社長)は22日、県内20市町で運行する路線バス運賃を7月1日から全路線(大田原市の一部と小山市内を除く)で平均18%引き上げる方針を発表した。不足する運転士の確保に向けた人件費の増加や燃料費高騰などが要因。全路線の運賃改定は消費税率の引き上げを除き1997年5月以来、約26年ぶりとなる。
通学乗り放題へ、市が新定期券の導入検討/仙台市バス、宮城交通
仙台市と宮城交通(仙台市)が、市交通局と宮交の路線バスで乗り放題となる新しい通学定期券(フリーパス)を2024年度末までに導入する方向で検討している。市の「学都仙台 フリーパス」は市バス限定で、宮交も含む制度を求める声があったことから、利便性向上のために新たなパスが必要と判断した。利用対象は市内にある交通局と宮交のバス停留所で乗降する小中高校生、大学生、専門学校生らを想定する。居住地は問わず、市内から市外の学校に通う場合、近隣の市外から市内の学校に通う場合のいずれも利用できる。高速バスは対象外となる。新しいパスはICカード乗車券「イクスカ」を利用する。運賃は乗車区間の距離に関係なく一律で、市バス全線乗り放題の「市バスフリーパス」(1カ月5970円)より高くするという。市地下鉄への乗り継ぎ時は「市地下鉄フリーパス」との併用を求める。新制度導入に伴う宮城交通の売り上げ減少分は市が穴埋めする。具体的には現行の定期券販売額や通学以外の乗車実績を踏まえて算出する。市は新しいパスの発券やバス車内の読み取りを可能にするため、システム改修を進める。市地下鉄の券売機や自動改札機も対応できるようにする。公共交通推進課の担当者は「市内に宮城交通のバスだけが走る地域があり、学生の通学費などの負担が大きくなる課題があった。通常運賃に比べ、安価に設定するので利用してほしい」と呼びかける。市交通局は10年度にフリーパスを本格導入。市バス全線と市地下鉄の南北線、東西線を組み合わせて購入でき、今後も販売を続ける。22年度は1カ月定期換算で市バス全線パスが約6万9000枚、市バスと地下鉄に乗車可能なパスは約2万1000枚を販売した。
5類移行後も急拡大見られず、路線バスのパーティション撤去開始/両備バス
岡山市の両備グループは、路線バスに設置しているパーティションの撤去を始めました。両備グループの岡山市の営業所で、従業員が路線バスの運転席の横と後ろに設置していたパーティションを外していきました。両備グループは、2020年4月から約240台の路線バスにパーティションを設置していて、5月8日に新型コロナが5類に移行した後も外していませんでした。しかし、感染の急拡大が見られないことなどから撤去を決めました。5月中には終える予定です。「アフターコロナというところで、利用の方も戻ってくればいいと思っております。お客様に安心してご利用いただきたいというのが会社としての思いです」。なお、運転手のマスク着用は個人の判断としていますが、ほとんどの運転手が現在もマスクを着けているということです。
赤字線の利便向上へ、沿線自治体と実証事業/JR北海道
JR北海道は17日、赤字が続くローカル線8区間について、沿線自治体と共同で、公共交通の利便性を高めるための実証事業を行うと公表した。鉄道とバスの共通時刻表を作成するほか、マイカー利用の多い区間では運賃の負担軽減策も検討する。観光需要の拡大も図り、幅広い層の利用につなげる狙いだ。同社によると、共通時刻表は鉄道と並走するバスの発着時間を併記。6月以降、駅やバスターミナルに掲示するほか、沿線住民にも配って利用促進を図る。JR北海道は16年に「自社単独では維持困難」とする13区間を発表。既に留萌線など5区間のバス転換が決まり、残る8区間は地元の支援を条件に存続を目指している。
「黄線区」改善へ向けた調査・実証、バスと連携、観光線区を利用拡大/JR北海道
JR北海道は5月17日、輸送密度が200人以上2000人未満のいわゆる「黄線区」を対象に調査・実証事業を行なうと発表した。同社では、釧網本線(東釧路~網走)、根室本線(滝川~富良野・釧路~根室)、石北本線(新旭川~網走)、宗谷本線(旭川~稚内)、富良野線(富良野~旭川)、室蘭本線(苫小牧~岩見沢)、日高本線(苫小牧~鵡川)の「黄線区」に対して、2023年度に「総括的な検証」と「事業の抜本的な改善方策の検討」を行なう方針で、6月以降にそのための調査事業や実証事業を地域と協働して進めていくとしている。具体的には、各線区で公共交通の利用実態調査を行なうほか、鉄道と並行するバスの時刻が併記された共通時刻表を配布・掲示する。ただし、駅によってはバスの停留場がかなり離れている場合もあり、乗継ぎには注意が必要だ。
また、観光色が強い線区における利用拡大策も実施され、釧網本線ではオフシーズンとなる10月に「ノロッコ号」の実証運行を、根室本線釧路~根室間の花咲線では8月に海側の座席を指定席とした列車の実証運行をそれぞれ行なう。富良野線では札幌~富良野間で運行される臨時特急『フラノラベンダーエクスプレス』を7月の土休日に線内へ延長運行するとともに、7月15~23日には中富良野町内にある臨時駅・ラベンダー畑駅に一部の普通列車や快速列車を停車させるとしている。このほか、オホーツク管内では、JR利用者を対象にした管内バスのフリー切符を購入しやすくする取組や、札幌~北見・網走間の都市間高速バスの片道利用をしやすくする取組を実施。日高本線では土休日に利用できるフリー切符「一日散歩きっぷ」の利用者が7~9月に沿線のバスを利用できるようにする取組を、花咲線・落石(おちいし)~根室間では2024年3月まで通院・通学を対象にした高校・病院直通バスの実証運行を実施する。
正社員として路線バスやタクシーの運転士を目指す方を支援/豊橋市
「運転」で働き、「運転」で感謝され、「運転」で地域の足を守る。豊橋市で路線バス・タクシーの運転士として働いてみませんか?
豊橋市は市内の公共交通の運転士を確保し、公共交通を維持していくため、路線バスやタクシーの運転士を目指す方への支援事業を行っています。就職氷河期世代の皆さんを対象に、正社員の運転士として長く安心して働けるよう、充実したキャリアデザイン研修やビジネスマナー講習を通じて、豊橋市が就職活動をサポートします。入社後は二種免許の取得支援もあるので、未経験の方も安心してご参加ください!
<募集要項>
【春募集】令和5年5月8日(月)〜7月7日(金)
【秋募集】令和5年10月〜11月頃予定
◎対象:下記の1.2.を満たす方
1.就職氷河期世代
おおむね35歳〜55歳の方(おおむね平成5年〜平成16年に学校卒業期を迎えた世代)
2.普通自動車免許取得から3年以上が経過した方
◎申込:下記リンク先の申し込みフォームへ入力
https://www.city.toyohashi.lg.jp/45484.htm
◎春募集のスケジュール
・7月7日(金):春募集締め切り
・7〜8月の4日間:キャリアデザイン講習、ビジネスマナー講習、キャリアカウンセリング
・8月予定:会社説明会(豊鉄バス(株)、豊鉄タクシー(株)、東海交通(株)、ヨシダ交通(株))
・9月上旬予定:交通事業者へのエントリー会
〜採用内定者のみ〜
・9月〜10月:二種免許取得へ
◎本支援事業のポイント
1.その人に合わせた丁寧なサポート
お客様との接し方を学ぶビジネスマナー講習や、運転士としての仕事を理解したうえで自身の経験をアピールする履歴書の作成などをサポート。就職活動の経験から遠ざかっている方も個々の境遇に応じたプログラム内容できめ細かく対応します。
2.サポートの機会を年2回に増加
本事業への参加の機会が、昨年度までは年1回だったところ、今年度は春と秋の年2回に増加。短期集中型のサポートで一人でも多くの採用につなげていきます。
※秋募集は令和5年10月〜11月頃を予定しています
3.豊橋の交通事業者4社が協力(市内交通事業者)
・豊鉄バス(株)
・豊鉄タクシー(株)
・東海交通(株)
・ヨシダ交通(株)
園バスの安全装置、4月義務化、園児置き去り防止で/設置状況調査
子どもの送迎に使われる園バスの安全装置の設置が4月から義務づけられたことを受け、小倉将信こども政策担当相は20日、装置の設置状況について、義務化後初となる調査を実施すると述べた。視察先の長崎県内の認定こども園で、記者団に答えた。静岡県牧之原市の認定こども園の送迎バスで置き去りにされた3歳の女児が亡くなった事件を受け、政府は、園バスへの安全装置の設置をこの春から義務づけている。1年間の経過措置が設けられているが、熱中症などのリスクも高まるため、政府は6月末までの設置を呼びかけていた。小倉担当相は、今月15日時点の装置の設置状況と6月末時点の予定を聞き取ったうえで、6月中に調査を終える予定と語った。義務化の対象は幼稚園や保育所、認定こども園など。違反した場合は、業務停止命令などの対象となる。命令違反には罰則も設ける。
扉開けたまま走行、今月3度目/西鉄バス
西日本鉄道は22日、福岡市博多区で走行中の路線バス(大濠公園発月見町行き)が、車両中央部の乗車口の扉を開けたまま約80メートル走行したと発表した。今月に入り、同社やグループ会社が運行するバスが扉を開けたまま走行する事案がほかに2件発生しており、同社は「誠に遺憾であり、重ねておわび申し上げます」としている。同社によると、この路線バスは22日午前8時10分ごろ、福岡市博多区下川端町の「川端町・博多座前」バス停に停止し、客を乗降させた。その後、乗車口の扉を開けたまま、約80メートル先の交差点まで走行したという。男性乗務員は「扉を閉めたと思い込み発進させた」と話しているという。乗客約10人にけがはなかった。同社のお客さまセンターに乗客から電話があり、発覚したという。また今月9日夜には、同社が運行する路線バスが、福岡市中央区六本松のバス停に停止後、乗車口の扉を開けたまま次のバス停まで約290メートルにわたって走行した。さらに今月16日朝、グループ会社「西鉄バス二日市」が運行する福岡県那珂川市のコミュニティーバスが、バス停の1区間約230メートルにわたって、乗車口の扉を開けたまま走行した。バスには、扉が開いているとアクセルを作動させない安全装置がついているが、過去の2件では安全装置が故障していたり、電源が入っていなかったりしていたという。同社は再発防止策として、扉が開いたまま走行すると、警報ブザーが鳴るように車両を改良するという。
過疎地の法人タクシー、最低台数緩和/国土交通省
過疎地など公共交通が不便な地域の移動手段を確保するため、国土交通省は22日、法人タクシーの営業規制を緩和する方針を明らかにした。「原則5台」としている許可に必要な最低車両台数を緩め、4台以下でも営業を可能とする。人口が一定以上の地域でしか認めていない個人タクシーの営業も容認する。関連通達を改正し、今夏にも運用を始める。
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