MO.1331
いすゞと日野、トラック・バス自動運転実用化に向けた新技術を共同開発
![CropperCapture[1]](https://blog-imgs-120.fc2.com/k/o/t/kotsubus/2018032210370335b.jpg)
いすゞ自動車と日野自動車は、自動運転実用化に向け、高度運転支援・ITSに関する4つの技術を共同開発。今後、それぞれのトラックやバスに搭載していくと発表した。
両社は、自動運転システムの早期実用化に向け、そのベース技術となるITSシステムや高度運転支援技術を共同開発することで2016年5月に合意。今回、両社は視界支援、路車間通信、加減速支援、プラットホーム正着制御の4つの技術を開発した。
視界支援では、車両内外にカメラを設置。車両停止時に車両周辺の移動物を検知し、ドライバーにアイコンと音で警報を行うことで、事故防止に貢献する。路車間通信は、赤信号注意喚起や赤信号減速支援、右折時注意喚起、信号待ち発進準備案内などの安全支援、バス優先の信号制御(PTPS)による公共交通の効率化に貢献する。
加減速支援では、先行車の加減速の操作情報を通信で後続車に送ることで、先行車との車間距離を高精度に制御し、無駄のないスムーズな加減速を実現する。プラットホーム正着制御は、路面上の誘導線をカメラで認識し、自動操舵、自動減速によりバス停へ誘導することで運転操作を支援。バス停側の対応とあわせて、隙間・段差を解消することで、円滑な乗降が可能になり、バリアフリー化を実現する。
これらの新技術は、いすゞと日野で共同開発を進めているハイブリッド連節バスをはじめ、2018年度以降順次、製品に搭載し、実用化していく計画だ。
リカちゃんバス運行開始 ピンクの車体、アナウンスも
![CropperCapture[2]](https://blog-imgs-120.fc2.com/k/o/t/kotsubus/201803221037041b9.jpg)
東京都葛飾区と区内に本社を置く玩具メーカーのタカラトミーが連携し、同社の販売する着せ替え人形「リカちゃん」をデザインに採り入れたラッピングバスの運行開始式が17日、区役所前のバスロータリーであった。
ラッピングバスは2台導入され、タカラトミーの社屋がある青戸、立石の両地区を通る京成バスの新小53系統(亀有駅―新小岩駅東北広場間)で運行する。
外装は2種類。ピンク色の車体にはリカちゃんファミリーが、紫色の車体には帝釈天参道など区内各所をリカちゃんが巡っている様子がデザインされており、いずれも「リカの好きなまち かつしか」と記されている。また、車内アナウンスの一部はリカちゃんが担当する。
今年7月にはラッピングバスを再現したミニチュア(トミーテック社製)の発売を予定している。
iOS向けバスNAVITIME、UIを刷新---地図と路線図メインでわかりやす
![CropperCapture[3]](https://blog-imgs-120.fc2.com/k/o/t/kotsubus/20180322103706783.jpg)
ナビタイムジャパンは、iOS向けバス専用ナビゲーションアプリ「バスNAVITIME」をリニューアル、地図とバス路線図をメインとした新デザインに刷新し、3月15日にリリースした。
ナビタイムジャパンでは2017年5月31日よりAndroid OS向けバスNAVITIMEを先行してリニューアル、今回、iOS向けでも、新たなUI(ユーザーインターフェイス)として「マテリアルデザイン」を採用し、使いやすさを向上させた。
新UIは、これまでの時刻表メインから地図がメインに変更。地図からバス停の位置や路線図、時刻表、バス接近情報などの情報が確認できるようになった。バス乗車前には、地図上でバス停の位置を確認でき、バスがどの方面に行くのかをバス路線の表示で確認できるほか、地図上のバス停アイコンをタップすると、時刻表やリアルタイムのバス接近情報を簡単に検索できる。また乗車中には、バス路線図上に自分の現在地が表示され、今どこを走っているのか、乗車したバスに間違いないかをいつでも確認できる。
また、今回のリニューアルに伴い、「My時刻表」機能を拡充。My時刻表に保存しているよく利用するバス路線を、通勤・通学に使う路線、週末のお出かけに利用する路線など、目的に合わせてグループ分けができるようになった。任意でグループ名の変更も可能。ユーザーはより簡単に、行き先に合わせたバスの発車時間を確認できる。なお、My時刻表機能の拡充は、Android OS向けバスNAVITIMEにも、順次対応予定。
1都3県で3日間乗り放題の乗車券発売へ/電車・バス64事業者
関東地方の鉄道事業者とバス事業者で構成する協議会は、4月から訪日外国人客向けに、64事業者の電車やバスを3日間自由に乗り降りできる企画乗車券を発売する。首都圏を訪れる訪日客が1枚の乗車券で公共交通を利用できる環境を整え、乗り換え時の手間を軽減して観光地への誘客強化を狙う。
企画乗車券は千葉、埼玉、東京、神奈川の1都3県にある12の鉄道事業者と52のバス事業者が対象で、購入日から3日間利用できる。主な鉄道事業者は小田急や京王、京成、京急、相鉄、西武、東急、東京メトロなど。JRや高速バスなどでは使えない。販売価格は大人7200円(子ども半額)。
富山ライトレールの女性アテンダント業務終了へ/富山市観光協会
富山ライトレールで乗客の補助や観光案内を行っていた女性アテンダント(車内乗務員)が、3月末で業務を終える。
アテンダントは富山市が2010年に雇用対策として導入し、14年度からは富山市観光協会が雇用して同社に派遣していた。ICカード導入や北陸新幹線開業による観光客の増加に対応してきたが、「一定の役割を果たした」として業務を終えることを決めた。
駅前整備など軸の5ヵ年計画でわたらせ渓谷鉄道を支援/群馬県
群馬県は、慢性的な赤字に苦しむ第三セクター・わたらせ渓谷鉄道(みどり市)について、緊急対策として駅前整備などを軸とした5ヵ年計画を策定し、実行に移す考えを表明した。毎年、安定して約1千万人の観光客が訪れる日光から誘客を図り、利用客を増やしたい考え。
同鉄道は、沿線地域の少子高齢化に伴う急激な人口減少などの影響で、ピーク時の1994年度に106万人超だった輸送人員の減少に歯止めがかからない。県によると、16年度は約41万人で、そのうち6割が観光客。17年3月期の鉄道事業の赤字額は1億3384万円(前期比2741万円減)、最終損益の赤字額は421万円になっている。
5ヵ年計画は18年度新規事業の「交通まちづくり戦略」に基づくもの。桐生-大間々駅間では駅前整備に重点を置き、観光客が大半を占める大間々-間藤駅間は観光に特化したソフト面での施策を実行する。
路線バス搭載のドライブレコーダーから車両割り出し、ひき逃げ容疑で逮捕
先月下旬に広島市内で発生した重傷ひき逃げ事故で、警察は現場から逃走したバイクの運転者を逮捕した。事故直前、現場方向へ進行していくバイクを路線バスに搭載されたドライブレコーダーが撮影していた。
先月下旬、広島県広島市中区内の市道で発生した重傷ひき逃げ事件について、広島県警は15日、同市内に在住する男をひき逃げ容疑で逮捕した。事故直前に通過した路線バスのドライブレコーダー映像から車両を特定したという。
広島県警・広島中央署によると、問題の事故は2018年2月24日の午後6時50分ごろ発生している。広島市中区江波西1丁目付近の市道(片側1車線の直線区間)で、道路右側の路側帯を歩いていた6歳の男児に対し、対向してきた原付バイクが衝突。車道に投げ出された男児は後続の乗用車にもはねられて重傷を負ったが、最初に衝突したバイクはそのまま逃走した。
警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。現場付近に設置された防犯カメラ映像などの分析を進めていたが、事故直前に付近を走行していた路線バスに搭載していたドライブレコーダーが現場方向へ走行していくバイクを撮影していたことが判明し、これを元に現場周辺での車当たり捜査を実施したところ、同区内に在住する25歳の男が容疑に関与した疑いが濃厚となり、15日に自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。
警察の聴取に対して男は「事故を起こしていないし、当日に事故現場も通っていない」などと供述。容疑への関与を否認しているという。警察では慎重に裏付け捜査を進めるとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。
ドライブレコーダーが撮影していたのは「現場方向へ進行していくバイク」であり、事故の瞬間を撮影していたものではないという。逮捕された容疑者は事故への関与を否認しており、今後は容疑車両に残された痕跡などの裏付けを進めていくものとみられる。
![CropperCapture[1]](https://blog-imgs-120.fc2.com/k/o/t/kotsubus/2018032210370335b.jpg)
いすゞ自動車と日野自動車は、自動運転実用化に向け、高度運転支援・ITSに関する4つの技術を共同開発。今後、それぞれのトラックやバスに搭載していくと発表した。
両社は、自動運転システムの早期実用化に向け、そのベース技術となるITSシステムや高度運転支援技術を共同開発することで2016年5月に合意。今回、両社は視界支援、路車間通信、加減速支援、プラットホーム正着制御の4つの技術を開発した。
視界支援では、車両内外にカメラを設置。車両停止時に車両周辺の移動物を検知し、ドライバーにアイコンと音で警報を行うことで、事故防止に貢献する。路車間通信は、赤信号注意喚起や赤信号減速支援、右折時注意喚起、信号待ち発進準備案内などの安全支援、バス優先の信号制御(PTPS)による公共交通の効率化に貢献する。
加減速支援では、先行車の加減速の操作情報を通信で後続車に送ることで、先行車との車間距離を高精度に制御し、無駄のないスムーズな加減速を実現する。プラットホーム正着制御は、路面上の誘導線をカメラで認識し、自動操舵、自動減速によりバス停へ誘導することで運転操作を支援。バス停側の対応とあわせて、隙間・段差を解消することで、円滑な乗降が可能になり、バリアフリー化を実現する。
これらの新技術は、いすゞと日野で共同開発を進めているハイブリッド連節バスをはじめ、2018年度以降順次、製品に搭載し、実用化していく計画だ。
リカちゃんバス運行開始 ピンクの車体、アナウンスも
![CropperCapture[2]](https://blog-imgs-120.fc2.com/k/o/t/kotsubus/201803221037041b9.jpg)
東京都葛飾区と区内に本社を置く玩具メーカーのタカラトミーが連携し、同社の販売する着せ替え人形「リカちゃん」をデザインに採り入れたラッピングバスの運行開始式が17日、区役所前のバスロータリーであった。
ラッピングバスは2台導入され、タカラトミーの社屋がある青戸、立石の両地区を通る京成バスの新小53系統(亀有駅―新小岩駅東北広場間)で運行する。
外装は2種類。ピンク色の車体にはリカちゃんファミリーが、紫色の車体には帝釈天参道など区内各所をリカちゃんが巡っている様子がデザインされており、いずれも「リカの好きなまち かつしか」と記されている。また、車内アナウンスの一部はリカちゃんが担当する。
今年7月にはラッピングバスを再現したミニチュア(トミーテック社製)の発売を予定している。
iOS向けバスNAVITIME、UIを刷新---地図と路線図メインでわかりやす
![CropperCapture[3]](https://blog-imgs-120.fc2.com/k/o/t/kotsubus/20180322103706783.jpg)
ナビタイムジャパンは、iOS向けバス専用ナビゲーションアプリ「バスNAVITIME」をリニューアル、地図とバス路線図をメインとした新デザインに刷新し、3月15日にリリースした。
ナビタイムジャパンでは2017年5月31日よりAndroid OS向けバスNAVITIMEを先行してリニューアル、今回、iOS向けでも、新たなUI(ユーザーインターフェイス)として「マテリアルデザイン」を採用し、使いやすさを向上させた。
新UIは、これまでの時刻表メインから地図がメインに変更。地図からバス停の位置や路線図、時刻表、バス接近情報などの情報が確認できるようになった。バス乗車前には、地図上でバス停の位置を確認でき、バスがどの方面に行くのかをバス路線の表示で確認できるほか、地図上のバス停アイコンをタップすると、時刻表やリアルタイムのバス接近情報を簡単に検索できる。また乗車中には、バス路線図上に自分の現在地が表示され、今どこを走っているのか、乗車したバスに間違いないかをいつでも確認できる。
また、今回のリニューアルに伴い、「My時刻表」機能を拡充。My時刻表に保存しているよく利用するバス路線を、通勤・通学に使う路線、週末のお出かけに利用する路線など、目的に合わせてグループ分けができるようになった。任意でグループ名の変更も可能。ユーザーはより簡単に、行き先に合わせたバスの発車時間を確認できる。なお、My時刻表機能の拡充は、Android OS向けバスNAVITIMEにも、順次対応予定。
1都3県で3日間乗り放題の乗車券発売へ/電車・バス64事業者
関東地方の鉄道事業者とバス事業者で構成する協議会は、4月から訪日外国人客向けに、64事業者の電車やバスを3日間自由に乗り降りできる企画乗車券を発売する。首都圏を訪れる訪日客が1枚の乗車券で公共交通を利用できる環境を整え、乗り換え時の手間を軽減して観光地への誘客強化を狙う。
企画乗車券は千葉、埼玉、東京、神奈川の1都3県にある12の鉄道事業者と52のバス事業者が対象で、購入日から3日間利用できる。主な鉄道事業者は小田急や京王、京成、京急、相鉄、西武、東急、東京メトロなど。JRや高速バスなどでは使えない。販売価格は大人7200円(子ども半額)。
富山ライトレールの女性アテンダント業務終了へ/富山市観光協会
富山ライトレールで乗客の補助や観光案内を行っていた女性アテンダント(車内乗務員)が、3月末で業務を終える。
アテンダントは富山市が2010年に雇用対策として導入し、14年度からは富山市観光協会が雇用して同社に派遣していた。ICカード導入や北陸新幹線開業による観光客の増加に対応してきたが、「一定の役割を果たした」として業務を終えることを決めた。
駅前整備など軸の5ヵ年計画でわたらせ渓谷鉄道を支援/群馬県
群馬県は、慢性的な赤字に苦しむ第三セクター・わたらせ渓谷鉄道(みどり市)について、緊急対策として駅前整備などを軸とした5ヵ年計画を策定し、実行に移す考えを表明した。毎年、安定して約1千万人の観光客が訪れる日光から誘客を図り、利用客を増やしたい考え。
同鉄道は、沿線地域の少子高齢化に伴う急激な人口減少などの影響で、ピーク時の1994年度に106万人超だった輸送人員の減少に歯止めがかからない。県によると、16年度は約41万人で、そのうち6割が観光客。17年3月期の鉄道事業の赤字額は1億3384万円(前期比2741万円減)、最終損益の赤字額は421万円になっている。
5ヵ年計画は18年度新規事業の「交通まちづくり戦略」に基づくもの。桐生-大間々駅間では駅前整備に重点を置き、観光客が大半を占める大間々-間藤駅間は観光に特化したソフト面での施策を実行する。
路線バス搭載のドライブレコーダーから車両割り出し、ひき逃げ容疑で逮捕
先月下旬に広島市内で発生した重傷ひき逃げ事故で、警察は現場から逃走したバイクの運転者を逮捕した。事故直前、現場方向へ進行していくバイクを路線バスに搭載されたドライブレコーダーが撮影していた。
先月下旬、広島県広島市中区内の市道で発生した重傷ひき逃げ事件について、広島県警は15日、同市内に在住する男をひき逃げ容疑で逮捕した。事故直前に通過した路線バスのドライブレコーダー映像から車両を特定したという。
広島県警・広島中央署によると、問題の事故は2018年2月24日の午後6時50分ごろ発生している。広島市中区江波西1丁目付近の市道(片側1車線の直線区間)で、道路右側の路側帯を歩いていた6歳の男児に対し、対向してきた原付バイクが衝突。車道に投げ出された男児は後続の乗用車にもはねられて重傷を負ったが、最初に衝突したバイクはそのまま逃走した。
警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。現場付近に設置された防犯カメラ映像などの分析を進めていたが、事故直前に付近を走行していた路線バスに搭載していたドライブレコーダーが現場方向へ走行していくバイクを撮影していたことが判明し、これを元に現場周辺での車当たり捜査を実施したところ、同区内に在住する25歳の男が容疑に関与した疑いが濃厚となり、15日に自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。
警察の聴取に対して男は「事故を起こしていないし、当日に事故現場も通っていない」などと供述。容疑への関与を否認しているという。警察では慎重に裏付け捜査を進めるとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。
ドライブレコーダーが撮影していたのは「現場方向へ進行していくバイク」であり、事故の瞬間を撮影していたものではないという。逮捕された容疑者は事故への関与を否認しており、今後は容疑車両に残された痕跡などの裏付けを進めていくものとみられる。
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