NO.1254
貸切バスの安全対策実施後の進捗状況、175営業所を監査して車両停止処分が6件
国土交通省は、軽井沢スキーバス事故の発生を機に実施した貸切バス事業の総合的な安全対策の進捗状況をまとめた。
昨年12月1日に新監査・処分制度が施行されてから監査で日益商事の貝塚営業所、インター観光の愛知営業所に重大な違反が確認された。日益商事は事業廃止を届け出た。インター観光は運行管理者が選任されていなかったことから事業許可を取り消した。
昨年12月以降、175営業所で監査を実施し、車両停止に該当する営業所が61件、このうち、6件で処分を実施した。
また、ゴールデンウィーク前の4月24日から4月28日まで集中街頭監査を21回実施した。監査車両数は119台で違反車両が6台、違反率は5.0%だった。
今年4月から貸切バスの事業許可について5年ごとの更新制を導入し、不適格者を排除する制度を導入した。新規許可・更新許可の申請時には、「安全投資計画」「事業収支見積書」の作成が義務づけられた。
貸切バス事業者4524者のうち、2017年度に更新を受ける事業者は871者で全体の約2割。このうち、6月30日までに更新期限を迎えた事業者は157者だった。今後、更新基準を満たすかを審査するが、既に事業廃止や申請辞退で、7者が事業から撤退する予定。
常磐線の竜田~富岡間、10月21日に再開へ/JR東日本、富岡以北の代行バスも増便
![CropperCapture[1]](http://blog-imgs-110.fc2.com/k/o/t/kotsubus/2017072114445638c.jpg)
JR東日本の水戸支社は7月19日、常磐線竜田(福島県楢葉町)~富岡(富岡町)間6.9kmの運転を10月21日に再開すると発表した。試運転は9月14日から行われる。
常磐線は、2011年3月に発生した東日本大震災と福島第一原子力発電所事故の影響で竜田~浪江間27.7kmが運休中。このうち竜田~富岡間は「復旧工事が順調に進捗」(水戸支社)していることから、今年10月21日に再開することが決まった。再開後は普通列車が1日11往復運転される予定だ。
これに伴い、代行バスの運転区間は富岡~浪江・原ノ町間に縮小される。運行本数は1日4本から1日11本に増強される。
「サンキューちば」乗り放題切符で都区内発も発売/千葉県・JR東
JR東日本千葉支社と千葉県は、「サンキューちばフリーパス」「サンキューちばフリー乗車券」を8月1日から11月29日まで発売すると発表した。千葉県内のJR線、一部の私鉄、路線バスが乗り降り自由となる切符で、9月1日~11月30日の間の任意の連続する2日間使用できる。いずれも、利用開始日の1ヵ月前から発売し、利用当日の購入も可能。
昨年は千葉県内発の「サンキューちばフリーパス」のみが発売されたが、今年は東京都区内発の「サンキューちばフリー乗車券」が加わった。「サンキューちばフリーパス」は大人3900円(子供半額)、「サンキューちばフリー乗車券」は大人4700円(同)。利用できる私鉄は小湊鐵道、いすみ鉄道、銚子電気鉄道が、路線バスは小湊鐵道バス、九十九里鉄道バス、千葉交通バス、ジェイアールバス関東、鴨川日東バス、館山日東バス、天羽日東バスの指定路線と、周遊バス「房総さとやまGO」(9月23日~12月10日の土休日運行)。千葉県内のフリーエリア内と、東京都区内から千葉県内のフリーエリアまでの往復は、快速を含む普通列車(特急は、特急券などの料金券の追加が必要)が利用できる。
結婚式もできる観光列車…横浜―下田 21日から運行
![CropperCapture[2]](http://blog-imgs-110.fc2.com/k/o/t/kotsubus/20170721144458286.jpg)
東京急行電鉄(東京都渋谷区)は15日、JR横浜―伊豆急下田駅間で21日から運行する観光列車「ザ・ロイヤルエクスプレス」(8両編成、定員100人)を、伊豆急伊豆高原駅(伊東市)で報道関係者に初公開した。
車両は、関連会社の伊豆急が運行する観光列車「アルファ・リゾート21」を改装し、海をイメージした濃い青色を外観に採用した。
1、2、7、8号車が客車で、3号車に、展覧会や結婚式などに使える多目的スペースを設けたのが特徴。5、6号車の食堂車は伊豆の食材などを使った料理が堪能でき、4号車は食事の調理場となっている。
東急電鉄によると、旅行代金は、クルーズプラン(1泊2日)が、宿泊先の料金込みで13万5000円~15万円、食事付き乗車プランが2万5000円~4万円。週2日程度の運行を予定し、7月分は300席の募集に600席の応募があったという。夏休みに重なる8月は運行せず、9月分を販売している。
15日に伊豆高原駅構内で行われたセレモニーでは、東急電鉄の城石文明・鉄道事業本部長が「伊豆の魅力を向上させ、地域活性化の起爆剤にしたい」と話した。
国土交通省は、軽井沢スキーバス事故の発生を機に実施した貸切バス事業の総合的な安全対策の進捗状況をまとめた。
昨年12月1日に新監査・処分制度が施行されてから監査で日益商事の貝塚営業所、インター観光の愛知営業所に重大な違反が確認された。日益商事は事業廃止を届け出た。インター観光は運行管理者が選任されていなかったことから事業許可を取り消した。
昨年12月以降、175営業所で監査を実施し、車両停止に該当する営業所が61件、このうち、6件で処分を実施した。
また、ゴールデンウィーク前の4月24日から4月28日まで集中街頭監査を21回実施した。監査車両数は119台で違反車両が6台、違反率は5.0%だった。
今年4月から貸切バスの事業許可について5年ごとの更新制を導入し、不適格者を排除する制度を導入した。新規許可・更新許可の申請時には、「安全投資計画」「事業収支見積書」の作成が義務づけられた。
貸切バス事業者4524者のうち、2017年度に更新を受ける事業者は871者で全体の約2割。このうち、6月30日までに更新期限を迎えた事業者は157者だった。今後、更新基準を満たすかを審査するが、既に事業廃止や申請辞退で、7者が事業から撤退する予定。
常磐線の竜田~富岡間、10月21日に再開へ/JR東日本、富岡以北の代行バスも増便
![CropperCapture[1]](http://blog-imgs-110.fc2.com/k/o/t/kotsubus/2017072114445638c.jpg)
JR東日本の水戸支社は7月19日、常磐線竜田(福島県楢葉町)~富岡(富岡町)間6.9kmの運転を10月21日に再開すると発表した。試運転は9月14日から行われる。
常磐線は、2011年3月に発生した東日本大震災と福島第一原子力発電所事故の影響で竜田~浪江間27.7kmが運休中。このうち竜田~富岡間は「復旧工事が順調に進捗」(水戸支社)していることから、今年10月21日に再開することが決まった。再開後は普通列車が1日11往復運転される予定だ。
これに伴い、代行バスの運転区間は富岡~浪江・原ノ町間に縮小される。運行本数は1日4本から1日11本に増強される。
「サンキューちば」乗り放題切符で都区内発も発売/千葉県・JR東
JR東日本千葉支社と千葉県は、「サンキューちばフリーパス」「サンキューちばフリー乗車券」を8月1日から11月29日まで発売すると発表した。千葉県内のJR線、一部の私鉄、路線バスが乗り降り自由となる切符で、9月1日~11月30日の間の任意の連続する2日間使用できる。いずれも、利用開始日の1ヵ月前から発売し、利用当日の購入も可能。
昨年は千葉県内発の「サンキューちばフリーパス」のみが発売されたが、今年は東京都区内発の「サンキューちばフリー乗車券」が加わった。「サンキューちばフリーパス」は大人3900円(子供半額)、「サンキューちばフリー乗車券」は大人4700円(同)。利用できる私鉄は小湊鐵道、いすみ鉄道、銚子電気鉄道が、路線バスは小湊鐵道バス、九十九里鉄道バス、千葉交通バス、ジェイアールバス関東、鴨川日東バス、館山日東バス、天羽日東バスの指定路線と、周遊バス「房総さとやまGO」(9月23日~12月10日の土休日運行)。千葉県内のフリーエリア内と、東京都区内から千葉県内のフリーエリアまでの往復は、快速を含む普通列車(特急は、特急券などの料金券の追加が必要)が利用できる。
結婚式もできる観光列車…横浜―下田 21日から運行
![CropperCapture[2]](http://blog-imgs-110.fc2.com/k/o/t/kotsubus/20170721144458286.jpg)
東京急行電鉄(東京都渋谷区)は15日、JR横浜―伊豆急下田駅間で21日から運行する観光列車「ザ・ロイヤルエクスプレス」(8両編成、定員100人)を、伊豆急伊豆高原駅(伊東市)で報道関係者に初公開した。
車両は、関連会社の伊豆急が運行する観光列車「アルファ・リゾート21」を改装し、海をイメージした濃い青色を外観に採用した。
1、2、7、8号車が客車で、3号車に、展覧会や結婚式などに使える多目的スペースを設けたのが特徴。5、6号車の食堂車は伊豆の食材などを使った料理が堪能でき、4号車は食事の調理場となっている。
東急電鉄によると、旅行代金は、クルーズプラン(1泊2日)が、宿泊先の料金込みで13万5000円~15万円、食事付き乗車プランが2万5000円~4万円。週2日程度の運行を予定し、7月分は300席の募集に600席の応募があったという。夏休みに重なる8月は運行せず、9月分を販売している。
15日に伊豆高原駅構内で行われたセレモニーでは、東急電鉄の城石文明・鉄道事業本部長が「伊豆の魅力を向上させ、地域活性化の起爆剤にしたい」と話した。
スポンサーサイト