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交通労連 軌道バス部会

全国のバス・鉄道に係る情報です
2010/12/21

2010.12.21 NO.317

就職戦線に「大」援軍?  

 大学3年生の就職活動(就活)が本格化してきた。来春卒業予定の大学生の就職内定率(2010年度)は、10月1日時点で57・6%と、前年同期より4・9ポイントも悪化した。「氷河期」といわれた00年前後に匹敵する厳しい就職戦線に挑む学生たちを、各地の大学が独自の方法で支援している。
 金沢工業大学(石川県野々市町)は、大都市圏で就職を希望する学生向けに毎年3~6月、大学と東京、大阪、名古屋を結ぶ格安の夜行バスを運行している。
 企業から支給される交通費が減る一方、就活は長期化している。東京まで高速バスで4000円程度、在来線と新幹線を使えば1万2000円と負担は重い。
 このため2000年から、自前の夜行バスを走らせている。片道の料金は東京1500円、大阪1000円、名古屋750円と格安だ。今年は計115便をのべ2157人が利用した。
 東京・赤坂に同大の「就職プラザ」があり、学生は着替えや休憩のほか、パソコンを使った情報収集もできる。大手建設会社に内定した環境・建築学部の牛尾裕基さん(4年)は「バス内は同じ大学の学生なので、気軽に情報交換できた」と話す。こうした支援策が実り、09年度の就職率は95・4%に達し、就職先には大手企業や官公庁が並んだ。


↑大学と貸切バスとの契約と思われるが、それなら「合法」・・・。
ツアーバス運行と全く差異がない







自動車運送事業の監査方針、行政処分基準等の改正について

 国土交通省では、事業用自動車に係る総合的安全対策検討委員会とりまとめの「事業用自動車総合安全プラン2009」(平成21年3月)及び総務省からの「貸切バスの安全確保対策に関する行政評価・監視結果に基づく勧告」を踏まえ、事故削減、事後チェック機能の強化及び事業用自動車の輸送の安全の向上を図るため、自動車運送事業の監査方針、行政処分基準等を改正した
1.改正の概要
<監査方針>
巡回監査及び呼出監査の端緒として、次のものを明確化
・自動車事故報告規則(昭和26年運輸省令第104号)に基づく自動車事故報告書に記載された内容に法令違反の疑いがある事業者
(旅客自動車運送事業、貨物自動車運送事業)
・タクシー業務適正化特別措置法(昭和45年法律第75号)第34条に基づく指定を受けた適正化事業実施機関が行う街頭指導等に基づく報告により、法令違反の疑いがある一般乗用旅客自動車運送事業者
<行政処分基準等>
①点呼におけるアルコール検知器の備えに対する処分基準の創設
(旅客自動車運送事業、貨物自動車運送事業)
・アルコール検知器の備え義務違反
初違反60日車 再違反180日車
・アルコール検知器の常時有効保持義務違反
初違反20日車 再違反60日車
②営業区域外旅客運送に対する処分創設・強化
・(一般乗合旅客自動車運送事業:創設)
初違反20日車×違反件数 再違反60日車×違反件数
・(一般貸切旅客自動車運送事業:強化)
「臨時・偶発的なものと認められるもの」を削除し、次のとおり強化
初違反20日車 → 初違反20日車×違反件数
再違反60日車 → 再違反60日車×違反件数
・(一般乗用旅客自動車運送事業:強化)
「反復・計画的なものと認められるもの」を次のとおり強化
初違反20日車 → 初違反20日車×違反件数
再違反60日車 → 再違反60日車×違反件数
③処分の実効性の確保
・行政処分等の公表範囲として、文書による警告を受けた一般貸切旅客自動車運送事業者、一般乗用旅客自動車運送事業者、一般貨物自動車運送事業者を追加
・自動車等の使用停止処分において、違反行為に使用された車両を停止する等、停止対象の車両指定等の基準を明確化(旅客自動車運送事業、貨物自動車運送事業)
2.施行時期
平成23年4月1日から施行





水陸両用バス、釜房湖どんぶらこ 宮城・川崎町で試乗会

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(クルーズを終え、ダム湖畔に上陸する水陸両用バス)

 来年4月からの運行を目指す水陸両用バスの試験運行が20日、宮城県川崎町の釜房湖一帯で行われた。試乗した地元関係者らは、地上から水面に滑り込む迫力あふれる乗り心地を満喫。県内観光の新たな起爆剤になることに期待を寄せた。
 水陸両用バスは来年4月からNPO法人の日本水陸両用車協会(東京)が運行させる計画。県や町の観光担当者のほか、釜房ダムを水源とする仙台市水道局の職員など約40人が試乗した。
 「船が出るぞー」というガイドのかけ声とともに、バスは出発点の釜房ダム管理所を出発。国営みちのく杜の湖畔公園までの公道ドライブを経て、釜房湖に進水した。乗客たちは、水しぶきを上げながら水上を進むバスに大喜びした。
 約1時間半の乗車体験を終え、川崎町碁石小4年伊藤太郎君(10)は「思ったほど揺れはなく楽しかった。湖面から見た蔵王連峰は、普段見ているのとは全然違う景色に見えた」と笑顔を見せた。
 協会によると、バス運行により運転手やガイドなど約10人が雇用される見通し。佐藤昭光川崎町長は「ダム湖を活用して雇用創出、観光振興ができるのは素晴らしい」と話している。





西宮駅前に自分の名前を表示できる駅名風看板を設置/阪神電鉄
 
 阪神電鉄は、阪神西宮駅前に記念撮影用の駅名表示板風電子看板を設置する。年賀状作成に頭を悩ませる年末に、「こだわりの年賀状」を作りたい人の琴線に触れようという広報上の企画。
 看板は幅約90cm、縦約50cmと本物の表示板とは小さいが、青地に白い文字のデザインは同じで、自分の名前などを入力すると駅名風に表示される。「前駅」「当駅」「次駅」の部分に計24文字まで入力でき、1組300円で2分間、持参のカメラで撮影可能。電子看板を設置するのは18、19の両日だけという。





弟子屈の「えこパス」利用は16%増加/公共交通活性化協議会
 
 北海道弟子屈町の地域公共交通活性化協議会の取りまとめたところでは、今夏の「弟子屈2daysえこパスポート」(通称:えこパス)の利用者数は2612人で、前年同期に比べ16%増加した。
 同協議会は、公共交通機関を活用して自然環境と観光、地域社会の共生を目指す施策を展開しているが、その中核事業として観光客に公共交通機関の利用を促す実験として、2009、10年度に割引チケット「えこパス」を発売した。同パスは1000円で、町内のすべての路線バスが2日間、乗り降り自由にだった。






高校生も協力し津軽鉄道五農校前駅に新駅舎完成/地元のNPO

 NPO法人・つがる夢庭志仙会(つがる市)が進めていた津軽鉄道五農校前駅(五所川原市)の整備事業がこのほど完成した。市民有志や通学で使う五所農林高校の生徒たちも、水路や花壇、のり面の石積み作業など周辺整備に協力したという。
 同駅は、同校が市中心部から移転した1974年に開設されたが、近年は老朽化がひどくなり、同会が「むつ小川原地域・産業振興プロジェクト支援助成金」を活用して整備に着手した。駅舎は周辺の景観を守るため県産ヒバ材で建てられた。






内陸線とJR線の直通運転にらみ改修費用などを試算/秋田県
 
 秋田県は、第3セクター・秋田内陸縦貫鉄道(内陸線)とJR奥羽本線の直通運転の検討に入った。今後、弘前-角館間、大館-角館間など想定される運行区間、観光シーズンとオフシーズンの運行本数、役割分担などをJR東日本と協議し、2011年度予算案に関連予算を盛り込むかどうか、最終判断する考え。
 県が明らかにした費用見積もりと需要予測によると、直通運転の実現には両線が接続するJR鷹ノ巣駅で信号機の新設などの改修と、内陸線の車両をJRの安全基準に合わせるための車両整備が必要で、所要経費は計1億5900万円と試算している。角館・田沢湖エリアを結ぶ内陸線の旅客需要は、東北新幹線延伸の効果と直通運転によって年間1万8500人増えると予測しており、県では費用対効果はあるとみている。






養老鉄道の支援を13年度まで継続、負担は変更へ/活性化協
 
 赤字経営が続く養老鉄道について、同鉄道(桑名市-岐阜県揖斐川町)の沿線3市4町でつくる「養老鉄道活性化協議会」は、現状と同額の毎年3億円を上限に、2011~13年度まで支援を継続する方針を決めた。来年2月の協議会で正式決定する。14年度以降については、13年度に収支状況を踏まえて見直し協議を行うとしている。
 沿線自治体の負担割合はこれまで均等割50%、営業キロ割20%、駅舎割20%、人口割10%だったが、11年度からは人口割をなくし、均等割を60%に増やすことで概ね合意したという。
 沿線自治体は利用促進運動を展開しているが、同鉄道は09年度も8億7900万円の赤字を出していて、同協議会が負担した3億円を差し引いた残り約5億8千万円は親会社の近鉄が負担している。





七尾市内の交通機関を千円で1日乗り放題に/和倉旅館組合など
 
 七尾市和倉温泉旅館協同組合と同市内で電車、路線バスを運行する交通事業者は、同温泉宿泊客を対象に来年4月から1日フリー乗車券「七尾1DAYパス」を発売する。飛行機や列車を利用して和倉温泉を訪れた観光客は、これまで利用しやすい特急バスで輪島などへ流れるケースが多く、同市内などを巡るための交通手段の充実、利便性向上が課題となっていた。
 1DAYパスは千円で、のと鉄道七尾-西岸駅間、北鉄能登バス、能登島交通が同市内で運行する路線バス、同市のコミュニティバス(ぐるっと7、まりん号)を1日自由に乗り降りできる。パスは同組合加盟旅館で販売し、初年度は試行段階として同温泉客を対象とするが、次年度以降は市内全域の宿泊者へ拡大を検討するという。


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幾度となく重大事故が繰り返される。その都度、安全規制が強化されるが問題は、守れない事業者にいかに守らせ、守れなければ排除すること。誤った規制緩和を是正し、利用しやすい公共交通の確立をめざし、行政に対して政策を訴え続けます。掲げた政策の実現のため日々、努力あるのみです。


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