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交通労連 軌道バス部会

全国のバス・鉄道に係る情報です
2017/06/10

NO.1244

東名高速で観光バスと乗用車が衝突 乗客など20人近くけが


キャプチャ




 10日午前、愛知県新城市の東名高速道路の上り線で、およそ40人が乗った観光バスと乗用車が衝突しました。これまでのところ、バスに乗っていた人のうち20人近くがけがをして病院に搬送されましたが、いずれも意識はあるということです。
10日午前7時半前、愛知県新城市の東名高速道路上り線の新城パーキングエリア付近で、40人以上が乗った観光バスと乗用車が衝突しました。
 警察によりますと、これまでのところ、観光バスに乗っていた人のうち20人近くがけがをして病院に搬送されました。いずれも意識はあるということです。
 この観光バスは愛知県豊橋市の「東神観光バス」が運行していた日帰りの貸し切りバスで、10日午前7時前に愛知県豊川市を出発し、長野県と山梨県にまたがる八ヶ岳に向かっていたということです。
 また、バスをチャーターした旅行会社の「トラベル東海」によりますと、乗っていたのは豊川市の町内会の人たちだということです。
 警察によりますと、乗用車は中央分離帯を乗り越えて反対車線に飛び出してバスと衝突したと見られ、NHKのヘリコプターが上空から撮影した映像では、乗用車がバスの前方にめり込むようにして衝突し、車の部品とみられる破片が道路上に散乱しています。
 警察がほかにけが人がいないか確認を急ぐとともに、事故の詳しい状況を調べています。
 この事故で、東名高速道路は、愛知県の豊川インターチェンジと静岡県の三ヶ日ジャンクションの間の上下線で通行止めとなっています。
 乗用車と衝突したバスは愛知県豊橋市にある「東神観光バス」が運行していて、会社によりますと、このバスは愛知県豊川市の(とよかわ)旅行会社「トラベル東海」がチャーターしていたということです。
 トラベル東海によりますと乗っていたのは愛知県豊川市内の町内会のメンバーなど45人だということです。
 町内会の企画で午前7時に豊川市内を出発し、山梨県に向かっていたということで、八ヶ岳での観光やショッピングなどの日帰りツアーを予定していたということです。
 事故の現場を車で通りかかったトラック運転手の酒井尚輝さん(40)は「新城パーキングエリアでトイレ休憩をしていたところ、パーキングエリアの出口付近で大型の観光バスの運転席の上の部分に原型をとどめていない乗用車がめりこんでいるのが見えました。バスの運転手は事故で足をはさまれて身動きがとれない様子でしたが意識ははっきりしていて、命に別状はないようでした」と話していました。
 また、「周辺には複数の救急車と消防車が集まっていて、救急隊員がバスの車内にいる10人以上の乗客を救助していました。現場は、中央分離帯のある車線で、なぜ乗用車とバスがぶつかったのかわかりませんが、無事を願っています」と話していました。














貸切バス事業者に対する監査、実効性向上の通達改正/国交省






 国土交通省自動車局は9日、貸切バス事業者に対する監査の実効性を向上するための通達改正を実施した。
 「一般貸切旅客自動車運送事業の監査方針について(自動車局長通達)」の通達を一部改正。国の監査・審査体制を見直し、過去に重大な事故を引き起こした事業者や、重大な事故に結びつく法令違反が疑われる事業者を、監視リスト化する。対象となった事業者について、国の監査対象事業者として位置付、こうした事業者に対して重点的に、地方運輸局が年に1回以上の監査を実施する。実施は秋から。
 通達改正は、昨年1月の軽井沢スキーバス事故を契機にした監査体制の見直しの一環。より安全運行を逸脱する可能性のある事業者に対して国の監査は移行する。監視リストの対象とならない事業者については、すでにこの春から一般貸切旅客自動車運送適正化機関を指定が始まっている。適性化機関が巡回指導を行い、その中で貸切事業者への法令順守の確認を行っている。
 軽井沢スキーバス事故では、事故を起こした事業者は、事故前に監査による処分を受けていたが運行管理態勢の是正に結びつかなかった。今回の通達改正は、その反省に立ったもので、悪質性の高い事業者の事業許可の取消も辞さない姿勢を示している。













バス業界、女性の活躍に活路 運転手不足、業績にも一役






 運転手不足が深刻になっているバス業界で、女性や若者の採用に力を入れる動きが広がっている。業界を支えてきたトラックドライバーからの転職が先細りするなか、地域の足を守ろうと、募集の幅を広げて働き手の確保をめざす試みだ。
  茨城交通(水戸市)のバス運転手、永田理恵さん(36)は3歳の次男を保育園に預けてから、午前9時に出勤する。市内のショッピングモールなどを循環する路線を走り、仕事を終えるのは午後6時。そこから急いで次男を迎えに行く。
 早朝から夜まで運行するバスの運転手はシフト勤務。休憩をはさむものの拘束時間が長くなりがちだ。
 入社3年目の永田さんはシフトを調整し、平日のみ走る路線を担当。子どもを保育園に預けている時間帯に限った乗務にしてもらっている。1日の走行距離は約70キロで、同社の平均より約50キロ少ない。「おかげで子育てと両立しながら働けています」。子どもが大きくなるまでは、今の働き方を続けたいと考えている。
 男の職場のイメージを変えたい――。同社は2014年から女性運転手の採用に力を入れている。営業所に女性用トイレや休憩室を整えたほか、女性専用の問い合わせ窓口を新設。採用時から入社後まで相談に乗る態勢を整えた。
 「人を採れないことが会社の成長にとって最大のボトルネック」。遠藤隆光常務(44)はそう説明する。
 同社は経営難で08年に民事再生法の適用を申請し、経営陣を刷新した。業績回復には女性の活用が不可欠だった。13年に7人だった女性運転手はいま20人。全体の4%を占める。全国平均は1%台(日本バス協会調べ)で、業界では高い方だ。それでも、路線の維持に加え、スクールバスやコミュニティーバスの受託、高速・観光バス事業なども含めると、人手はまだ足りていない。今後2年間で、女性運転手を30人に増やそうと考えている。
 ログイン前の続き京成バス(千葉県市川市)は3年前から、大学新卒者の採用に注力している。1期生は8人。15年春に東洋大経営学部を卒業して入社した緑川尊之(たかゆき)さん(24)はいま、東京スカイツリーや浅草寺の近くの路線で乗務している。職場には30代半ばから40代の中途入社組が多く、「新卒という同じ境遇の同期がいて心強かった」と緑川さん。所属する営業所の宮崎誠所長(51)はトラックドライバーからの転職組だ。「中途採用組と分け隔てなく指導している」と話す。
 3年前まで同社の運転手はすべて中途採用だった。採用担当者が同社の運転手の資料を見て4分の1が大卒だと気付き、新卒にも間口を広げることにした。年間に入社する100人以上のうち、大学新卒者は7~9人を占める。

■運転手不足、進む高齢化 採用難に拍車

 採用難が続くなか、バス運転手に特化した求人情報サイトが注目を集めている。全国のバス会社約300社の採用情報を載せる「バスドライバーnavi どらなび」には1千人が会員登録している。勤務地や雇用形態、休日数などの希望を入力すると、条件にあった求人が表示され、サイトを通じて応募できる。2月には就職活動中の大学生向けの専用ページをつくり、「バス運転手を就職の選択肢に」とPRする。
 14年からサイトを運営するリッツMC(東京)の中嶋美恵社長(47)は「最初の半年は反応が薄かったが、最近は求人情報の掲載を頼まれることが増えた」と話す。バス運転手専門の就職イベントも開催している。東京・新宿で20日に開いた9回目のイベントには、関東を中心に56社が就職相談のブースやパネル展示を出し、開場前から列ができる盛況ぶりだった。
 とはいえ、中嶋さんは全国のバス会社から「採用が低調なままだと『10年後が怖い』という声をよく聞く」と明かす。バスを運転できる大型二種免許は普通免許の取得から3年が過ぎないと取れない。保有者は減り続け、16年で94万人。00年より2割減った。高齢化が進み、50歳以上が8割を占める。彼らが定年退職を迎えれば、運転手不足は一気に深刻になりかねない。すでに人手不足で休廃止される路線バスも相次ぐ。
 しずてつジャストライン(静岡市)は、3月末のダイヤ改定で市内の2路線を休止した。運転手を採用できれば再開したいというが、めどは立っていない。
 佐賀市交通局では、運転手が必要数の97人に対し10人足りない。昨年から採用難に拍車がかかり、残業や休日出勤を増やして対応している。
 バス最大手の西日本鉄道(福岡市)は15年度から高校新卒者を採り始めた。入社後に大型二種免許を取得するまでは運転業務以外の部門に配属して養成する制度を導入し、人材の囲い込みを図る。



















ETCレーン通過時のトラブルで急ブレーキ、観光バスの乗客3人が負傷






 6日午後2時5分ごろ、山形県山形市内の東北中央自動車道・山形中央インターチェンジ(IC)の料金所で、ETCレーンを通過していた大型観光バスが急ブレーキを掛け、この際に乗客3人が負傷する事故が起きた。1人は骨折の疑いもあるという。
 山形県警・高速隊によると、現場は山形市南志戸田付近にある山形中央ICの料金所。大型観光バスは同ICから高速道路に入るため、ETCレーンを通過しようとしたところ、何らかの原因でカード情報が読み取られず、「ETCカード未挿入」とシステムが判断してゲートが開かなかったことから、バスを運転していた42歳の男性は急ブレーキを掛けたという。
 この際、客3人が座席から投げ出されたが、バスは運行を継続。寒河江サービスエリア(SA)手前で客から「負傷したかもしれない」と申告があり、同SAで警察に通報した。30歳代と50歳代の女性が顔面などを打撲する軽傷、70歳代の女性は骨折の疑いがあり、近くの病院へ収容されている。他の28人の乗客にケガはなかった。
 警察では運転者から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いているが、聴取に対して「ETCカードは挿入していたが、ゲートが開かなかったことからブレーキを掛けた」などと供述しているようだ。高速道路走行時はバスの乗客にもシートベルトの着用義務があるが、負傷者はベルト未着用だったとみられ、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。













女子高生、バス車内で髪燃やされる 最後尾の男が着火か







 6日午後4時45分ごろ、岐阜市に住む県立高校1年の女子生徒(15)が母親とともに交番を訪れ、下校時に乗っていた路線バスの車内で見知らぬ男に髪を燃やされたと被害を訴えた。被害届を受け取った岐阜中署は暴行容疑で調べている。
 署によると、女子生徒はJR岐阜の停留所からバスに乗り、最後列の一つ前の席に座っていた。午後3時40分ごろ、最後列にいた男に何らかの方法で髪に火をつけられ、ロングの髪20~30本が毛先から約2センチ燃えた。生徒は臭いで気づき、怖くなって席を移ると、男はバスを降りたという。
 男は中肉の30歳くらいで、黒い短髪に細めのフレームのめがねをかけ、オレンジ色のTシャツ姿に黒いリュックサックを背負っていたという。













モービルアイ、貸切バス向け車体表示用ステッカーの交付を開始


キャプチャ2




 ジャパン・トゥエンティワン(J21)は、ドライバーに事故の危険性を知らせる、後付け衝突防止補助システム「モービルアイ」が「貸切バスのASV技術搭載状況に関する車体表示ガイドライン」における「車線逸脱警報装置」に適合することをふまえ、同製品搭載の貸切バス事業者に対して車体表示用ステッカーを交付すると発表した。
 国土交通省は2016年1月の軽井沢スキーバス事故を受けて、安全対策強化の一環として同年12月に「貸切バスのASV技術搭載状況に関する車体表示ガイドライン」を通達した。ASV技術の搭載状況を車体に表示することで安全情報の「見える化」を図り、利用者自らが乗車するバスに搭載された先進安全技術を把握できるようにする。ASV技術のうち「衝突被害軽減ブレーキ」「車線逸脱警報装置」「ドライバー異常時対応システム」がガイドラインの対象となる。
 モービルアイは、先進運転支援システム(ADAS)の後付製品としては世界で初めて、自動車の国際安全基準であるUN-ECE協定規則130号「車線逸脱警報装置」の認証試験をクリアした。同基準は国内の道路運送車両の保安基準と同一。モービルアイ製品を導入することで「特定ASV技術」搭載の貸切バスとして車体表示できる。
 ガイドラインは2017年10月1日より全ての貸切バスに適用されるもので、これを受けてJ21では車体表示用ステッカーの交付を開始し、申請事業者に対して搭載車両および装置の稼動状況の確認を行う。













JR只見線の上下分離による鉄道復旧を要望/福島県鉄道活性化協






 福島県や市町村でつくる県鉄道活性化対策協議会は、JR東日本に対し、新潟・福島豪雨で一部区間が不通になっているJR只見線を「上下分離方式」で鉄道復旧するよう改めて求めた。JR側は鉄道復旧の方向で上下分離方式の枠組みなどについて検討を進めていると見られている。
 JR只見線の復旧に向けては、県や会津17市町村、新潟県などでつくる県JR只見線復興推進会議が3月、バスへの転換ではなく、地元自治体が線路などを保有し、JRが車両を運行する「上下分離方式」で鉄道を復旧する方針を地元の総意として正式決定し要望を行っている。














台湾・高雄市の鉄道会社と観光連携協定を締結へ/京福電気鉄道






 京福電気鉄道は8日、台湾西南部の高雄市で鉄道事業を手掛ける高雄捷運(高雄メトロ)と観光連携協定を結ぶ。高雄メトロを利用する台湾の訪日客向けに嵐電沿線の店舗のクーポン付きガイドブックを配布するほか、嵐電を利用する日本人客が台湾の高雄メトロを利用する際にも同様のガイドブックを配布する。
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幾度となく重大事故が繰り返される。その都度、安全規制が強化されるが問題は、守れない事業者にいかに守らせ、守れなければ排除すること。誤った規制緩和を是正し、利用しやすい公共交通の確立をめざし、行政に対して政策を訴え続けます。掲げた政策の実現のため日々、努力あるのみです。


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